2020.04.23 Thursday

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    2004.12.01 Wednesday

    風もなく

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      今日から師走である。
      が、師を持たず、師でもないので、いたって落ち着いた師走の始まりである。
      走らずともせめて歩こうと思い立ち、お昼を食べてから近くの川沿いの道を、てくてく。
      風もなく穏やか。気忙しい季節の片鱗も感じられない。
      こうして年を取っていくんだろうなぁ、という想いに満たされたが、振り返ってみても特に何かを成したわけでもなく、これからもおそらく何かを成すことはないだろう。そうするとその想いは諦めからのものか、と遅れていま自問する。
      諦めかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

      12月の最初の日を穏やかに始められたことはよかった。
      心にいま余分なものはない。
      2004.12.02 Thursday

      割付けから本のサイズへ

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        本に関わり始めた頃、一番はじめに手をつけ、あれこれと考えたのは割付け(レイアウト)である。
        どんなふうに組めば読みやすく、かつ美しいか、こういう内容のものならこんなふうに組んだらいいのではないか、ゆったりした感じを、あるいは緊張感を、割付けのほうから内容をバックアップするにはどう組めばいいか、などなど。
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        2004.12.03 Friday

        テレビを見る

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          夕食をしながらテレビ。NHKの特集を見る。
          「経済の発展のために云々」というナレーションが気になる。
          不況のただなかにいると、景気の回復、経済の発展を願うのはごく自然なことであるが、現在の自由主義経済は搾取される側の人間がいるから成り立っているようなものなので、複雑な気分になる。
          昔から社会的に上昇志向の少ないわたしとしては、「経済」という言葉は「発展」という言葉とすぐに結びつかない。
          「経済」というのは、有るものでやっていく、ということだと思ってきた。
          分かりやすくいえば、手持ちのお金をいかに増やすかではなく、手持ちのお金でいかに生活していくか、だと思っている。
          ………………
          手持ちのお金はいつも少ないから、工夫して「いかに」をいかに豊かにするかがおもしろい(ちょっと大変だが)。
          2004.12.04 Saturday

          今週一週間

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            今年を振り返る、にはまだちょっと早いので、今週一週間を振り返ってみる。
            仕事に関してはひとつ自分にとって新しい発見、というか発想があったが、目が出るのかどうか、いまのところ不明。
            その他、外部のことで驚いたことが二つあった。
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            2004.12.06 Monday

            忘年会

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              本日は竹内さん主宰の詩を読む会、吉祥寺。終って忘年会へとなだれ込む。店(飲み屋)は4時開店、ちょうどシャッターを開けているところだった。店の前でおとなしく待つ健全な八人のおとな(我々のこと)。

              忘年会のはずなのだが、まったくそんな気がしない。
              昼間の気温が25度を越え、師走という心急かせる響きが緊張感を失っているからだろう。
              でもそんなときでも走っている人はいる。
              さあ明日からまたエンジンをかけるか!
              2004.12.06 Monday

              あたたかな喪中はがき

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                12月に入ってから今日まで喪中はがきが何枚か届けられた。
                慶び事ではないので、「ご挨拶を失礼」ということだけ伝わればよく、視覚的にもあっさりしている。それで充分用向きはこと足りるが、やはり寂しい。

                戸田勝久さんからも今日喪中のはがきが届いた。
                一匹の犬をつれた仙人が雲にのり、岩山をめざしている様を描いた自筆の墨彩画(登仙図)が印刷され、その下にご尊父の人となりと、それに絡めるようにご自身のこれからが、やわらかい文章で簡潔に記されている。
                その文と画はまさしく戸田さんのお人柄そのものであり、私は戸田さんのご尊父を直接存じ上げていないにもかかわらず、とても懐かしく感じた。
                ご冥福をお祈りします、ではなく、行ってらっしゃい、という言い方をしても不謹慎ではないようなあたたかささえ感じた。
                2004.12.07 Tuesday

                井上長三郎さんの思い出

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                  昨日、戸田さんから喪中のはがきが届いたからだろうか、画家の井上長三郎さんのことを思い出した。

                  91年から92年にかけて、井上さんのアトリエに確か三度お邪魔したことがあった。
                  95年に亡くなられているので最晩年といってもいいだろうか。

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                  2004.12.08 Wednesday

                  イルミネーションと灯り

                  0
                    東京のはずれ、田舎だかなんだかよくわからないこの地域でも12月に入ると家の外をイルミネーションで飾り立てる家が何軒か出現する。
                    日本の侘び寂びはどこにいったんだ!というつもりはないけれど、微妙な差異を感じ取る力が社会全体からなくなってしまったのはいつ頃だろう。
                    暗闇にぽっと灯ったたったひとつの小さな灯りのほうがずっと魅力的で、存在感もあるのに。
                    以下、かなり端折った、乱暴な、日本文化私見。

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                    2004.12.09 Thursday

                    冬の水

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                      いままでは冬場になると、食器を洗うときお湯を使ってきた
                      しかしそうしているとどうしても指先が荒れてくる。ハンドクリームを塗ってもガサガサで、革を扱うときや、花ぎれを編んでいるときなど、通常よりも神経をつかう。
                      秋口よりいままで、暖冬にも助けられて、食器洗いや手を洗うとき水でするようにしてきた。結果、明らかに指先の荒れ具合がちがう。
                      それに今日などはかなり冷え込んできて、食器洗いがつらい、といままでなら思うところであるが、手の方も慣れてきたとみえて、ぜんぜん平気!
                      というよりも、便利さに甘え過ぎてたということ、か。

                      冬は冬らしく、できるだけ季節に忠実に身を添わせるのがいいのかもしれない、ということを改めて感じた。
                      2004.12.10 Friday

                      仕事とマンガと

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                        暖かかった。
                        冬にこれだけ暖かい日は、例年ならばなにかの恩寵のように感じ、許されてここにある、と感謝したい気持ちにもなるものだが……

                        仕事の方が予定よりもちょっと遅れている。もっとも、可能ならば年内、無理ならば年明けの1月上旬、ということで受けたわけだから、その意味でなら余裕である。が、なんとしても25日あたりには仕上げたいという気持ちについ最近なった。
                        という予定で進めるにはかなりがんばらねばならない(という意味で遅れている)。

                        そんななか、16日に『ガラスの仮面』第42巻が発売されるらしい。書き下ろしで、6年ぶりとのこと。その巻で完結するとはとても思えないので、16日が来たらまた6年待つことになるのだろうか。作者の美内すずえ氏が新興宗教のほうに走って、なんでも四股を踏んでいるということを何年か前になにかで読んだことがあるので、新刊が出るだけでもありがたいと思わなければいけないのかもしれない。
                        これこそが恩寵、か……

                        マンガ関連でいうなら、もうそろそろ『のだめカンタービレ』の11巻が出るころだと思うのだが。
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