2020.04.23 Thursday

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    2005.03.01 Tuesday

    責了

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      『ジャンヌの涙』の校了割付けをして責了で印刷所に戻す。
      しかしこの最後の校正のチェックは何度やっても慣れない。どこかに間違いが潜んでいるんじゃないかという思いが拭い去れない。
      著者も何度もチェックしたし、こちらもした。これで見落としがあったら許してもらおう、という気分になるまでが大変。要は、疲れてもうこれがせいいっぱい、という気持ちになれるといいのだが。
      数日後に印刷の立会いに出かけることになるが、もし見落としがあれば、最悪そのときに対処できる、と毎回自分に言い聞かせて、心を落ち着かせるようにしている。

      印刷所に寄った足で御茶ノ水へ。配送料をかけるにはもったいない量の紙を竹尾さんより持って帰る。持って帰るにはちょっと重かった。後の祭りである。抱えるようにして電車を乗り継ぎ、家にたどり着いたが、二の腕が痛い。
      前回配送してもらったときには決まっていなかった題箋用の紙とコーナーポケット用の紙がそれにあたる。
      あとは本文の印刷の上がりと、表紙のデザインが江口さんより届けば材料はほぼ揃ったことになる。

      タイミングが悪く、きょうはお昼を食べそこねた。たまにはこんな日もある。
      2005.03.02 Wednesday

      スーパーのレジ

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        ほとんど毎日夕方、駅近くのスーパー、イトーヨーカドーへ買い物に行く。片道20分強かかるので、気分転換と運動(?)を兼ねている。こうでもしないと、動く機会がほんとに少ない。

        ところで、ここの食品売り場の店員には他のスーパーと比べて活き活きと働いている人が多い、ような気がする。
        レジには四、五人ほどお気に入りの店員がいて、家人とひそかに愛称をつけている。今日はどの人のレジに並ぶか、こちらの心理状態が微妙に左右する。
        それぞれ特徴はあるが、共通していることは、無理のない手さばき。早すぎず遅すぎず、自然なスピード、と感じさせることだろうか。
        不思議なことにそれは顔立ちとか、全体の雰囲気にも表れている。
        ローテーションの関係だろうか、お気に入りの人が誰もいなくなるときがたまにある。
        そんなとき、なんだかちょっぴり損した気分でレジに並ぶ。
        2005.03.03 Thursday

        今夜からまた雪!?

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          いろいろな仕事が重なりそうでちょっとパニック。といってもいつもなんとかしてきたのだから、今回もなんとかしてゆくとは思うが、実際に仕事が動き出すまえの状態というのは腰が据わらない。
          正確に言うなら、本づくりのさまざまな方向性をあれこれ想像してしまい、ひとり迷路のなかに入っている、というのが正しい。
          しかし、こちらに対して期待されているものが、当たり前だが、少しずつ違う。
          どのように力を振り向けるか、振り向けられるか、ひとつひとつ検証していかなければ。

          今夜からまとまった雪になるとか。土曜日は打ち合わせで都内にでかける予定だが、影響はあるか、ないか。
          2005.03.04 Friday

          雪の日の仕事

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            雪景色その1雪景色その2

            朝、玄関を開け、まっさらな雪を踏むと、キュキュ。この感触が好きだ、と書くと、勤めに出かける人から大顰蹙を買うこと必至。
            よく降りました。でもさすがに三月、降ったわりには昼間のわずかな陽射しに結構溶けています。
            明日の都内での打ち合わせには支障なく行けそうです。

            材料の切り出し

            雪をながめつつ、『ジャンヌの涙』(有働薫 著)の保護ジャケットの材料を切り出しました(写真はその一部です)。
            右の真ん中の変形のパーツを切り出すのが結構めんどうです。このあとこれを加工しましたが、ひとり黙々と作業をするには、雨の日とか今日のような雪の日はうってつけです。
            2005.03.05 Saturday

            打ち合わせ

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              午前中遅めに家を出る。
              製本材料屋によって小道具を調達。

              その後田中さんとの待ち合わせ場所の春日に向かう。出版社勤めのときに田中さんの本をつくったことがあったが、あれから7、8年経っている。よく憶えていてくださったものだ、いまさらながらただただ感謝。
              天候も昨日と打って変わって暖かい。明日はまた雪が降るらしいから、なんと良い日に当たったことか。
              出発がよければすべてうまくいく。
              2時間強の打ち合わせ。といっても大半は世間話。本題は15分ほどで済んでしまった。いままでの経験からいって、打ち合わせの短いものは100パーセントうまくいく。

              打ち合わせ終了後、北の丸公園の科学技術館に行き、ハンドメイドバイシクルフェアを見学。
              20数年振り(だったかな)にヒロセさんが出品するという。そうでなければ見になど行かない。最近なかなか時間がとれず、ヒロセさんの工房にお邪魔することも少なくなっているので、顔を拝みに、というところ。
              そう、このヒロセさんのこともいつか書くといってまだ果たしていない。
              いつか書かなければ……
              2005.03.06 Sunday

              素朴なもの

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                ダイニングテーブルを見せてもらうために、夕方遅くご近所のMさんのところへ。
                我が家には現在、家族用の小さなテーブルしかないため、お客さんがいらっしゃったときにやや不便を感じている。
                大きくて感じの良い、部屋の雰囲気にあったテーブルがほしいと少し前からおもっている。
                Mさんのテーブルは実に存在感のあるもので、かつ素朴である。
                良きものは素朴である、とは誰の言葉だったか。

                明日(そしてたぶん明後日も)は印刷所に立ち会いにゆく。インクと油の入り混じったあの空間が好きだ。
                2005.03.07 Monday

                印刷の立ち会い

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                  やはり明日も印刷の立ち会いとなった。
                  以前なら終電ぎりぎりまでやって一日であげてしまうところだが、さずがに職人さんもお年を召した。
                  かくいう僕もその方がたすかるのだが。
                  今日は睡眠不足で立ち会ったので(文字通りの立ち会いで、昼食時に10分ほど座っただけ)、おまけに行きも帰りも吊り革だったので、いきなり疲労がピークを迎えている。

                  帰宅するとSさんからケーキが宅配で届いていた。この疲れたときに、なんとグッドなタイミング。
                  いただきまーす。
                  2005.03.08 Tuesday

                  印刷、準終了

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                    『ジャンヌの涙』の印刷終了。
                    と言いたいところだが、帰宅後一部抜きをチェックしてみたら、「ここをもう少しなんとか」という気持ちが抑えられない。
                    印刷のミスとはいえないし、常識的な線からいったら問題にすべきことではないのだが、もうひとつ上が欲しいのである。
                    立ち会いをしていて気づかなかったわけではないが、職人さんのプライドもあるし、口を出すタイミングや伝え方もあるのでなかなかデリケートなのである。
                    僕自身は押し出しの強いタイプではないし、またそのようにして仕事をしていきたいとも思わない。
                    一部抜きを見ながら、このままでもいいかなという思いもあるが、もうひとがんばりという思いが勝った。
                    明日紙を追加して、印刷の予定を組んでもらおう。
                    やるだけやってみれば気分もすっきりする、とおもう。
                    2005.03.09 Wednesday

                    ハレノ日ノウツワ展

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                      ハレノ日のウツワ
                      ハレノ日ノウツワ

                      3月13日から4月3日までギャラリー更で、陶芸家の塚原興世さんと画家の戸田勝久さんの二人展が開かれる。
                      大小70点ほどの絵付けをされたようだ。
                      そのなかから戸田さんが先ほどいくつか画像を送ってくれた。とってもたのしい。
                      羽目をはずさず、かつ自由で伸びやか。
                      許可はもらっていないが載せてしまおう。

                      こうなると実物を一目見たいという気持ちが抑えられない。仕事を調整して今月末あたりに出かけてみる。こういう気持ちにさせてくれる仕事は凄い!

                      ギャラリー更のホームページはここ
                      2005.03.10 Thursday

                      梅、紅白の

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                        無事(?)確定申告も終わった。
                        春の夕方の、すこし肌寒い空気のなかを、いままで通ったことのない道を選んでゆっくり家路につく。
                        新しい住宅に混じって古い田舎の家がところどころにあって、きまって庭先がひろく、梅の木が植わっている。
                        すこしまえなら当たり前の日本の風景だったのだろう。
                        匂いに誘われるように路地から路地をたどる。思っていたよりも梅の木が多い。立ち止まって見上げていると、子供がチリンチリンとベルを鳴らして自転車で追い越していった。
                        気持ちよく暮らしていきたい、ふとそんなことを想った。
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