2020.04.23 Thursday

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    2005.04.02 Saturday

    ギャラリー更

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      ギャラリー更1F 左に戸田勝久氏ふくよかな急須重ね鉢ギャラリー更2F

      ギャラリー更、とても気持ちの良い空間のあるギャラリーでした。
      そんな空気のなかで作陶(塚原興世氏)と絵付け(戸田勝久氏)の妙を味わいました。
      とても贅沢で幸せなひととき。
      縁(えにし)に感謝。
      2005.04.03 Sunday

      楽しい時間

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        昨日のブログの続き――
        大津を後にし神戸の戸田さんのご自宅に連れて行ってもらう。住吉からタクシーに乗り、六甲の山手側に坂をのぼってゆく。白鶴美術館を過ぎ、さらにのぼる。滅多に見ることのない15%の表示のある坂をのぼり、戸田さん宅に到着する。
        遠くに神戸港の灯り。
        アトリエにあがらせてもらう。

        ここでの夢みるような楽しい時間のことを先ほどから言葉にしようとしているけれど、いまはまだうまく言葉にならない。
        たのしい気分が現在進行形でつづいているからだろう。
        落ち着いたらポツポツと書いていくとしよう。
        2005.04.03 Sunday

        旅の後半

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          一昨日のブログの続き――

          神戸では10時過ぎに戸田さん宅を辞した後、12時近くまで夜の三宮を戸田さんが案内してくださった。神戸がはじめての僕にとってはとてもありがたい。
          山から海へ。海と山がこんなに近くにあるロケーションが正直うらやましい。
          E.H BANKでお茶をして、深夜の港にたたずむと潮の香りがなんだか甘く感じられた。
          こんなに遅くまで申し訳ないと思いつつ、ご厚意に甘えてしまう。
          絵を見ていれば分かるのだが、戸田さんは本質的に人をよろこばせることがとっても好きな人なのだ。
          作品で自分を売り出そうとするタイプの表現者とは対極に位置している。

          翌日はひとり京都に向かう。
          湯川さんに電話をすると快くOKの返事。目的はふたつ。
          湯川本の購入と原稿の催促。
          原稿に関しては相変わらずかわされている。が、なんの確証もないが、あと一歩という確信めいたものが僕のなかに生まれている(振り返るとこれまでもこんなふうに生きてきたし、これからもそれはかわらないだろう)。
          本とは『無名の南画家』(加藤一雄 著)
          完売という情報もあったが、戸田さんいわく、先日湯川さんのところで見かけたとのこと。
          果たしてあった。
          事務所内の棚がさびしくなったので、数日前に湯川さん自身の個人分を持ってきたばかりとのことである。これも何かの縁ということで、譲ってもらう。多謝。
          この本の素晴らしさについては日を改めて。
          一時間半ほど湯川さんと話しをし、やはり湯川さんにはなんとしても原稿を書いてもらわねば、との思いをますます強くする。
          戸田さんの本ができるころ、脱稿なんてことになれば一番よいのだが……。

          帰りの車中、この二日間の贅沢な時間の流れを反芻していると、いつしか体が弛緩して、心地よい疲れが深くふかく僕を引っ張っていった。
          2005.04.04 Monday

          『無名の南画家』(加藤一雄 著)

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            函と本浮世絵版画

            この小説のあらすじを書くことにはあまり意味があるとは思えない。が、あらすじとは無関係ではない、美しいとしか呼べない世界が閉じ込められている。登場人物が魅力的なのか、語り口が登場人物を魅力的にしているのか、おそらくはその両方、相互に影響を及ぼすように絡み合っている。舞台が京都というのも少なからず影響しているだろうか。
            とにかくこの美しさは読んで感じるほかないという種類のものである。
            その美しさをより一層たしかなものにしているのは、活版印刷であり、和紙や小千谷縮といった材料であり、函や見返しや扉に置かれた戸田さんの装画であり、それらを纏め上げる湯川さんの手腕であるだろう。
            特に上の木版画は浮世絵版画の技法で刷られたもので、比類なく美しい。
            またこの書物の刊行が1997年ということに思い至るとき、頭の下がる思いがする。組版は京都で、印刷は神戸で。それだけでも充分この書物の価値がわかるというものである。


            この書物ははじめ、1947年に日本美術出版社より刊行されているが、1997年湯川書房より新たに刊行された。その火付け役は戸田さんとお聞きしている。
            2005.04.05 Tuesday

            !

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              家人の古い知り合いで、水仁舎のことも応援していただいているMさんという大阪在住の方がいらっしゃる。「名前は出さないで」ということなので、あえてMさん。
              Mさんのアンテナの張り方は実に多岐にわたり、思わぬ情報に家人ともども楽しませてもらっている。うんうんと頷くものから、アハハと笑えるものまで幅が広い。
              Mさんのポイントの押さえ方と見方にはおおいに信を置いている。
              そんなMさんから醤油、ポン酢、蜂蜜をいただく。
              だからそんじょそこらの醤油、ポン酢、蜂蜜ではない! たぶん「!」だ。
              そこで今日は醤油を使ってみた。
              千切りにしたダイコンを白ごま油で炒め、そこに醤油をじゃっとかける。
              長期熟成の天然醸造溜りの醤油は味が深い。
              ちなみに普段使っている醤油で同じようにしてつくってみると、醤油の味がやけに目立つ。食材とのからみが今ひとつ、ということか。
              なんでもそうだが、手間ひま掛けてつくられたものはいたずらに目立つことがない。そのかわりこちらが神経を、心を傾ければ、たしかな存在感を示してくれるようにおもう。

              ポン酢、蜂蜜はどんなだろうか。楽しみである。
              2005.04.06 Wednesday

              桜と猫

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                「今日は偏頭痛がしたので会社を休んだんだけど、休んだら治ってしまった。天気もいいし、外でお昼を食べませんか」と、となりのご夫婦が誘ってきた。
                桜もいい塩梅である。
                川沿いの桜の木の下で文字通りの花見となった。
                週末は花見の人でいっぱいになるここも今日は散歩の人と子供連れのお母さんがいる程度。
                喧騒につつまれるまえの桜を愛でながらの、ちょっと贅沢な小一時間。

                誰もまだ花見にきていないのが気恥ずかしくないこともないが、とおもっているとなんだか気配がする。
                こちらの気持ちに気づいたのか、「なんだこいつら」という風体で猫が遠巻きに見ていた。
                2005.04.07 Thursday

                花冷えはどこへ……

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                  暑い……
                  湿度が低いからいいものの、暑い。
                  窓を開ければこの時期さわやかな風が入ってくるのだが、家人が花粉症であるため窓が開けられない。
                  家人の花粉症は杉ではなく(杉も少しはあるようだが)、欅(ケヤキ)であるため、これから五月の半ばくらいまでは、つらそうである。
                  が、そうはいっても暑い……
                  が、いくらなんでもこの時期に冷房のスイッチを入れるのはくやしい。
                  ちなみに午後9時28分現在の室温は26度である。
                  というわけで、早くも扇風機にご登場願った。

                  今夜は熱帯夜である!?

                  2005.04.08 Friday

                  サクラのバイト

                  0
                    窓が開けられないから今日も暑い。春になったばかりだというのに、もう夏バテ、か。

                    ラヂオ(こっちの表記のほうが最近は好みである)を聞いていたら、へぇーとおもうことがあった。
                    空港などで俳優やスター選手がキャーキャーという声とともに迎えられている光景をニュースなどで見ることがあるが、その「キャーキャー」にもバイトがあるとのこと。
                    コンサートでは雰囲気を盛り上げるために率先して飛び跳ねたり、声を上げたりする、いわゆるサクラがいるのは知っていたが、「キャーキャー」にもその手のサクラがいたとは。

                    劇を観ているつもりが、いつの間にか劇中劇の観客という登場人物にさせられてしまって、誰かに観られている、なんてことにならないよう注意が必要かもしれない。
                    選び取っているつもりが、選ばされている。

                    宇宙の高いところから見れば、意志などあってないが如くであろうが、それでもゼロではないから。
                    2005.04.09 Saturday

                    桜の下を

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                      五年ほど前にパソコンを購入したとき、そのうち使うだろうとおもって一緒に買い求めたもののひとつにスキャナーがある。
                      購入したときすぐに使ってみようとしたのだが、インストールが悪かったのか、Meとの相性が悪かったのか(いまは2000)、とにかく使いづらかったので、奥に追いやったまま存在そのものを忘れていた。
                      プリンタのちゃんとした置き場所を確保するために物を整理していたら、存在を主張してくるので、2000にインストールする。
                      と以前にはなかった機能が(?)が現れている(こういう現象がどうもよくわからない)。
                      これが本来の機能かぁ。
                      と、これで半日つぶれる。
                      置き場確保にもう半日。

                      去年はタイミングが悪く桜を見ることができなかったので、今年は是非桜の下を自転車で走りたいとおもっている。今日がその予定の日だったのだけど……。
                      2005.04.10 Sunday

                      花を求めて

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                        玉川上水沿いの緑道玉川上水その2玉川上水その3多摩川の桜堤

                        自転車を引っぱり出す。走り始めて1キロちょっと行ったところで小径車の後輪がパンク。チューブラータイヤなのですぐに交換できるが、こんな近場で手を汚すのもなんだと思い、一旦自宅に戻り、700Cのスポルティーフに乗り換える。
                        普段ならこんなふうに出鼻を挫かれようものなら、一日の予定を変更してしまうのだが、明日からの天気と今日の風の強さを考えると今日で今年の桜も終わりかな、との想いで気持ちにぶれがなかった。

                        津田塾の横を通り、玉川上水に出る。玉川上水に沿って、五日市方面に向かう。
                        昨日までの天気と違い、花曇り。おまけに風にあおられた砂埃で視界がぼんやりとしている。それでも桜をはじめ、春の花々は見ているだけで気持ちが軽くなる。

                        この玉川上水沿いの道は何度も走っているが、季節によって、時間によって、さまざまな光と影を見せてくれるので、厭きるということがない。
                        拝島から滝山城址といういつものコースを何枚も写真を撮りながらたどってゆく。
                        帰宅してから気づいたのだが、何枚か手ぶれしている。
                        ほとんどを自転車にまたがったまま撮っているし、風でかなり手許が揺れた。

                        これでは桜もいっきに散ってしまうだろう。
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