2006.05.01 Monday
弛み
思いっきりだらだらと過ごしています。
おまけに今日のこの暑さ、緩んだネジがぽろっととれかけています。
こんなときはがんばって何かをしようとしないに限ります。
というわけで『江戸東京 職人の名品』(東京書籍)という本をパラパラとめくっています。ああ、こういう手仕事があるのかというガイドブックです。紹介記事はともかく、仕事場の写真をじっと見ていると思わぬヒントに出会うこともあります。
が、がんばって見ようとしてはいけません。
かえって見えなくなってしまうこともありますから。
おまけに今日のこの暑さ、緩んだネジがぽろっととれかけています。
こんなときはがんばって何かをしようとしないに限ります。
というわけで『江戸東京 職人の名品』(東京書籍)という本をパラパラとめくっています。ああ、こういう手仕事があるのかというガイドブックです。紹介記事はともかく、仕事場の写真をじっと見ていると思わぬヒントに出会うこともあります。
が、がんばって見ようとしてはいけません。
かえって見えなくなってしまうこともありますから。
2006.05.02 Tuesday
換気扇のクリーニングから始まった一日
ピリッとしない。
こんなときは日常の生活のなかのことをするにかぎる。
思考を抽象的にしないためにも生活の具体的なことをするのが僕の場合はあっている。
で、何をしたかというと、得意の(!)レンジ周りと換気扇のクリーニングである。午前中の2時間を費やす。
フローリング磨きもしようかとおもったが、雨なので乾き具合がどうかとおもい、明日以降にまわすことにした。
そんなことをしている間に更の小林さんからお電話をいただき、とてもありがたいお返事をいただく。具体的に仕事が始まるのはまだ先だが、とても楽しみである。
仕事関連のメールを一本。文面を考えるのに一週間ほどかかって、今日やっと出すことができた。内容は全然たいしたことではない。本には関連しているが、本造りのお隣りのスジへのメール。こういう関連へのメールは苦手である。できれば避けて通りたいのだが……。
貸してもらっている詩集を読む。かなり面白い。思考を整理しながら感想を文にしてみたが、書き切れていない。もっと素直に向き合うべきか。
「るしおる」60号(書肆山田)に稲川方人氏が時評を書いていて、『中庭の風』(広岡曜子 著)その他二、三の詩集を取り上げている。まだ読みきれていない。これについては連休中にちゃんと読んで、このブログに書くつもりである。
こんなふうに書くと勤勉な一日のように自分でもおもえてしまうが、昼寝を2時間もしている!!
こんなときは日常の生活のなかのことをするにかぎる。
思考を抽象的にしないためにも生活の具体的なことをするのが僕の場合はあっている。
で、何をしたかというと、得意の(!)レンジ周りと換気扇のクリーニングである。午前中の2時間を費やす。
フローリング磨きもしようかとおもったが、雨なので乾き具合がどうかとおもい、明日以降にまわすことにした。
そんなことをしている間に更の小林さんからお電話をいただき、とてもありがたいお返事をいただく。具体的に仕事が始まるのはまだ先だが、とても楽しみである。
仕事関連のメールを一本。文面を考えるのに一週間ほどかかって、今日やっと出すことができた。内容は全然たいしたことではない。本には関連しているが、本造りのお隣りのスジへのメール。こういう関連へのメールは苦手である。できれば避けて通りたいのだが……。
貸してもらっている詩集を読む。かなり面白い。思考を整理しながら感想を文にしてみたが、書き切れていない。もっと素直に向き合うべきか。
「るしおる」60号(書肆山田)に稲川方人氏が時評を書いていて、『中庭の風』(広岡曜子 著)その他二、三の詩集を取り上げている。まだ読みきれていない。これについては連休中にちゃんと読んで、このブログに書くつもりである。
こんなふうに書くと勤勉な一日のように自分でもおもえてしまうが、昼寝を2時間もしている!!
2006.05.03 Wednesday
目線が下がると
久しぶりに床に雑巾がけをする。
小学生のときしたように両手で雑巾を押さえお尻を上げてする雑巾がけをする。
しばらくやっていると汗はだらだら、立ち上がるとふらーとするし、呼吸は荒くなるしで、とても小学生にかないそうにない。
尤も小学生のころはこんなに真面目に雑巾がけをしたことはなかった。
たいていの男子小学生は、気の強い女の子をリーダーにした三、四人のグループから非難された経験をもっているとおもうが、どうだろうか。
掃除機はよくかけている方だが、目線が下がると気づくことがたくさんあるんだなぁ、と実感する。
角にはけっこう埃が溜まっているし、細かな傷もかなり増えた。
こすってもこすっても落ちない汚れもあり、まあ許してやろうと寛大なこころで雑巾がけを終えた五月三日である。
小学生のときしたように両手で雑巾を押さえお尻を上げてする雑巾がけをする。
しばらくやっていると汗はだらだら、立ち上がるとふらーとするし、呼吸は荒くなるしで、とても小学生にかないそうにない。
尤も小学生のころはこんなに真面目に雑巾がけをしたことはなかった。
たいていの男子小学生は、気の強い女の子をリーダーにした三、四人のグループから非難された経験をもっているとおもうが、どうだろうか。
掃除機はよくかけている方だが、目線が下がると気づくことがたくさんあるんだなぁ、と実感する。
角にはけっこう埃が溜まっているし、細かな傷もかなり増えた。
こすってもこすっても落ちない汚れもあり、まあ許してやろうと寛大なこころで雑巾がけを終えた五月三日である。
2006.05.04 Thursday
鋸山林道
久しぶりにサイクリングのためのサイクリングに出かけた。あまりに久しぶりなので現在の自分の体力・持久力が分かっていない。とりあえず武蔵五日市の駅を目指すことにして、そこから先はそのときの体調次第でコースを考えることにした。
いつものように玉川上水に沿って拝島。拝島から五日市まではやや上り勾配となるが、想ったよりは脚が軽い。
四年ぶりに無謀にも鋸山林道を走ってみることにした。
情けないことにかなりヘロヘロなので以下写真のみ。
いつものように玉川上水に沿って拝島。拝島から五日市まではやや上り勾配となるが、想ったよりは脚が軽い。
四年ぶりに無謀にも鋸山林道を走ってみることにした。
情けないことにかなりヘロヘロなので以下写真のみ。
2006.05.05 Friday
制服
子供の日ということで子供ネタ。
我が家の子供もなんだかんだ言っている間に中学3年である。
高校受験である。
私立に行かせる余裕はないので都立に入ってもらわねば困る!!!
しかし高校になど行きたくなかった僕がこんなことを書いているのは笑えると言えば笑える。
僕も家人ももともと関東の出身ではないのでこちらの高校に関するイメージがまったくない。
面白半分で、いや真剣に受験情報誌を見ると、偏差値のほかに制服を着た男子女子の写真も載っている。
詰め襟・セーラー服がほとんどないことにいまさらながら驚くと同時に、男子はどこもここも売れない演歌歌手のように見えてしまうし、女子ははすっぱな感じがしてしまう。
制服というものの是非は置いておくとしても、もうすこしデザイン的になんとかならないものだろうか。
我が家の子供もなんだかんだ言っている間に中学3年である。
高校受験である。
私立に行かせる余裕はないので都立に入ってもらわねば困る!!!
しかし高校になど行きたくなかった僕がこんなことを書いているのは笑えると言えば笑える。
僕も家人ももともと関東の出身ではないのでこちらの高校に関するイメージがまったくない。
面白半分で、いや真剣に受験情報誌を見ると、偏差値のほかに制服を着た男子女子の写真も載っている。
詰め襟・セーラー服がほとんどないことにいまさらながら驚くと同時に、男子はどこもここも売れない演歌歌手のように見えてしまうし、女子ははすっぱな感じがしてしまう。
制服というものの是非は置いておくとしても、もうすこしデザイン的になんとかならないものだろうか。
2006.05.06 Saturday
やわらかに明るい部屋のなかで
ブラインドの羽根をわずかに開け、部屋に差し込む光の量を減らすと落ち着いて机に向かうことができる。日に日に繁ってゆくお隣りの庭の柿の木の、いまはまだやわらかな葉っぱをブラインドの隙間から眺めていると、なんだかとても良いところへ来たような気分になる。
「るしおる」60号の稲川方人氏の時評を読む。
このような文章に接するのは実に久しぶりなので、頭の筋肉がゆっくりほぐれていくような快感を味わう。概ね頷きながら読むが、若干僕とは立つ位置が異なるがゆえに意見を異にする点もあった。
その点については取り上げられている詩集、『中庭の風』の著者である広岡さんに伝えたのでここでは書かない。
連休も明日で終わる。いろいろしたような、しなかったような。こういう過ごし方もたまには悪くない。
「るしおる」60号の稲川方人氏の時評を読む。
このような文章に接するのは実に久しぶりなので、頭の筋肉がゆっくりほぐれていくような快感を味わう。概ね頷きながら読むが、若干僕とは立つ位置が異なるがゆえに意見を異にする点もあった。
その点については取り上げられている詩集、『中庭の風』の著者である広岡さんに伝えたのでここでは書かない。
連休も明日で終わる。いろいろしたような、しなかったような。こういう過ごし方もたまには悪くない。
2006.05.07 Sunday
連休の終わりに
白井さんの原稿がまとまったようだから連休明けから始動!
とはならない。
白井さんの希望というか狙いというか、それを実現するためにはいろいろとやっかいな問題が横たわっている。四者間の調整をしなければならない。調整不能ならば三者となるのだろうか。
いずれにしても今回の本造りへの水仁舎のスタンスはいままでのとはちょっと違う。
一歩下がったところでの制作となるし、そうしなければまとまらないだろう(手を抜くという意味ではありません。それどころか外に現れないところではかなり神経を遣いそうです)。
僕ががんばればなんとかなる部分と僕ががんばってもなんともならない部分が生じる可能性があるので、そこをどうするか。
その断絶を際立たせるか、はたまたなだらかに接続するか(できるか?)。
どちらにしてもほとんどの人は気づかないんだろうなぁー。
と、つぶやいている連休終わり。
とはならない。
白井さんの希望というか狙いというか、それを実現するためにはいろいろとやっかいな問題が横たわっている。四者間の調整をしなければならない。調整不能ならば三者となるのだろうか。
いずれにしても今回の本造りへの水仁舎のスタンスはいままでのとはちょっと違う。
一歩下がったところでの制作となるし、そうしなければまとまらないだろう(手を抜くという意味ではありません。それどころか外に現れないところではかなり神経を遣いそうです)。
僕ががんばればなんとかなる部分と僕ががんばってもなんともならない部分が生じる可能性があるので、そこをどうするか。
その断絶を際立たせるか、はたまたなだらかに接続するか(できるか?)。
どちらにしてもほとんどの人は気づかないんだろうなぁー。
と、つぶやいている連休終わり。
2006.05.09 Tuesday
サッカー中継のあとで
夕食時にテレビのチャンネルがサッカー中継になっていたので、そのまま息子の解説と雄叫びを聞きながら最後まで見てしまった。
内容については、書くほどの知識がないので置いておくとして、プレー終了後の光景は「嫌だな」とおもった。
企業がスポンサーになっている大会だから、その企業名がそのまま大会の名前になるのはしょうがないとして、プレー終了後の個々の選手の表彰のときだろうか(あるいは単なる記念撮影?)、その企業の商品のビールだかのハリボテを真ん中にして選手とスポンサーがカメラの前に立っている、この光景は美しくないとおもった、醜いとおもった、シンプルじゃないとおもった。
スポーツに聖性を見ようというのではない。
人としての振る舞い、考え方、その美意識の問題だとおもう。
って書くと、堅苦しいけれど……こんなこと言ったってしょうがないのかなぁー。
内容については、書くほどの知識がないので置いておくとして、プレー終了後の光景は「嫌だな」とおもった。
企業がスポンサーになっている大会だから、その企業名がそのまま大会の名前になるのはしょうがないとして、プレー終了後の個々の選手の表彰のときだろうか(あるいは単なる記念撮影?)、その企業の商品のビールだかのハリボテを真ん中にして選手とスポンサーがカメラの前に立っている、この光景は美しくないとおもった、醜いとおもった、シンプルじゃないとおもった。
スポーツに聖性を見ようというのではない。
人としての振る舞い、考え方、その美意識の問題だとおもう。
って書くと、堅苦しいけれど……こんなこと言ったってしょうがないのかなぁー。
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