2007.02.01 Thursday
省エネモード
う〜ん、今日から2月か。
2月は28日しかないからがんばらねば。
というわけで、しばらくブログは省エネモードにならざるを得ない。
こういうとき写真は便利である。
画像は『サラノ箱』カーフ革装保護ジャケットの内側。
2月は28日しかないからがんばらねば。
というわけで、しばらくブログは省エネモードにならざるを得ない。
こういうとき写真は便利である。
画像は『サラノ箱』カーフ革装保護ジャケットの内側。
2007.02.02 Friday
箔押し
画像は特装本の表紙の一部である。
手漉き紙なので一枚一枚その表情は異なっている。
つづいて普及版の表紙の箔押しをただいま現在いままさにしている最中である。
明日は遊びにいらっしゃる方がお二人。
たのしみな週末である。
2007.02.04 Sunday
絵が取り持つ縁
中田直美さん、中山豊さんのおふたりがいらっしゃる。
中田さんには戸田さんの作品「冬の贈り物」を年を挟んでお借りしていた。
中田さんとは戸田さんの絵に対する好みが比較的重なるが、個展の会場ではわずかな時間の差ですれ違っていることが多い。
今回ゆっくりお話する機会が持ててよかった。
鉄道ファンとは知らなかった(笑)。
息子と話が合うこと合うこと、線路は続くよ何処までも状態で話に拍車がかかっていった。
パートナーの写真家である中山豊さんの作品も見せていただいた。
空気の透明な厚みを感じさせる作品で、特に緑系統の色に惹かれるものを感じた。
おふたりとも実に爽やかで、久しぶりに楽しい時間を持てた。
戸田さんの絵が取り持つ縁、文字通りの「冬の贈り物」であった。
明日はその戸田さんに教えてもらった展覧会を見に八王子に出かける予定である。
中田さんには戸田さんの作品「冬の贈り物」を年を挟んでお借りしていた。
中田さんとは戸田さんの絵に対する好みが比較的重なるが、個展の会場ではわずかな時間の差ですれ違っていることが多い。
今回ゆっくりお話する機会が持ててよかった。
鉄道ファンとは知らなかった(笑)。
息子と話が合うこと合うこと、線路は続くよ何処までも状態で話に拍車がかかっていった。
パートナーの写真家である中山豊さんの作品も見せていただいた。
空気の透明な厚みを感じさせる作品で、特に緑系統の色に惹かれるものを感じた。
おふたりとも実に爽やかで、久しぶりに楽しい時間を持てた。
戸田さんの絵が取り持つ縁、文字通りの「冬の贈り物」であった。
明日はその戸田さんに教えてもらった展覧会を見に八王子に出かける予定である。
2007.02.04 Sunday
鈴木信太郎展
夕方、八王子に行く。
八王子駅から、甲州街道沿いに歩くこと10分ほど。
かつて栄えた宿場町の面影を感じながら歩き、鈴木信太郎展の最終日の時間ぎりぎりにすべり込む。
このアプローチが今回の展覧会を見るうえでとても大切な下味の役目をしているのではないか、といまにして想う。
戸田さんの言葉をそっくりそのままお借りするなら「ほっこり幸せな気分」になれる作品ばかりであった。
油絵の具の質感がどこかしらほんわりとしていて、気分がやわらいでくるのだ。
素朴な気持ちさせてくれる作品ばかりであった。
八王子駅から、甲州街道沿いに歩くこと10分ほど。
かつて栄えた宿場町の面影を感じながら歩き、鈴木信太郎展の最終日の時間ぎりぎりにすべり込む。
このアプローチが今回の展覧会を見るうえでとても大切な下味の役目をしているのではないか、といまにして想う。
戸田さんの言葉をそっくりそのままお借りするなら「ほっこり幸せな気分」になれる作品ばかりであった。
油絵の具の質感がどこかしらほんわりとしていて、気分がやわらいでくるのだ。
素朴な気持ちさせてくれる作品ばかりであった。
2007.02.05 Monday
『サラノ箱』――特装本かがり
本文にいくつか断ち切りの画像があるので、今回の本文は三方化粧断ちである。
四六110キロの本文56ページの糸かがりによる中綴じで、表紙は三方チリ付。
前後の処理というか、扱いにちょっと神経をつかう。
最低一日寝かせてから採寸し、夫婦箱の制作にとりかかる。
2007.02.06 Tuesday
逃避!?
画像は『サラノ箱』普及版の本文を丁合いをして、天地を化粧断ちしたもの。
チリ付の表紙なので本文を化粧断ちしてから綴じるわけである。
四六110キロの紙を56ページ分、化粧断ちしてから極力ズレがないように二つ折りし、同様にズレなく糸で綴じる、ということが結構大変だということはやったことのある人なら分かるだろう(って、そんな人はおそらくそんなにはいないだろうなぁ)。
というわけで試験をひかえた受験生の心境にだんだんなりつつある。
時間がどんどんなくなっていくあの感覚である。
というわけで心理的にこのサイトやこのサイトにハマっている(逃避、か!?)
僕には「鉄」の趣味はないが、本質的には近いということを再確認しているところである。
2007.02.07 Wednesday
折りに一日かかる
機械ではきれいに折れないので手作業である(もちろん道具は使う)。
しかしこれだけの厚みになったものを300中折りしていくのは正直しんどい。
しかもある程度落ち着かないと重石も置けないので作業効率が悪い。
折りあげるのに結局一日かかってしまった。
とにかく今日はゆっくり寝よう。
重石にのしかかられる夢をみるかも。
しかしこれだけの厚みになったものを300中折りしていくのは正直しんどい。
しかもある程度落ち着かないと重石も置けないので作業効率が悪い。
折りあげるのに結局一日かかってしまった。
とにかく今日はゆっくり寝よう。
重石にのしかかられる夢をみるかも。
2007.02.08 Thursday
カレンダーを睨みながら
夫婦箱の制作にとりかかる。
まずは本文を差し込んだ状態での保護ジャケットの採寸。
これが実に悩ましい。
どう悩ましいかと言うと、
めんどうなので書かない。
いろいろ悩んで時間ばかり過ぎる。
こういうときは試しにひとつつくったほうが手っ取り早い。
普及版のほうは昨日のまままだ寝かせた状態。
普及版はどのタイミングで仕上げようか。
これから月末までスリリングな毎日である。
まずは本文を差し込んだ状態での保護ジャケットの採寸。
これが実に悩ましい。
どう悩ましいかと言うと、
めんどうなので書かない。
いろいろ悩んで時間ばかり過ぎる。
こういうときは試しにひとつつくったほうが手っ取り早い。
普及版のほうは昨日のまままだ寝かせた状態。
普及版はどのタイミングで仕上げようか。
これから月末までスリリングな毎日である。
2007.02.09 Friday
夫婦箱試作
『サラノ箱』の夫婦箱の試作をしてみた。
夫婦箱のなかに保護ジャケットは計ったようにぴったり収まった。
計ったのだった(笑)。
内箱と外箱もこれ以上ないというくらいにぴったり収まった。
う〜ん、しかし、ぴったり過ぎる、か。
内箱と外箱の合わせの設定値をいつもの半分(0.25ミリ)でつくってみた結果、夫婦箱の正しい(?)開け方を知っている人にはいとも簡単に開けられるのだが、知らない人が手にするとけっこう手間取るようだ(家人で試してみた)。
わずかの設定値の差で空気の出入りがかなり違うということである。
さあ、どうしよう。
いつもの設定値でするか。
このままの値でクロスの貼り具合で微調整するか。
とりあえずもうひとつだけ試作してみるか。
夫婦箱のなかに保護ジャケットは計ったようにぴったり収まった。
計ったのだった(笑)。
内箱と外箱もこれ以上ないというくらいにぴったり収まった。
う〜ん、しかし、ぴったり過ぎる、か。
内箱と外箱の合わせの設定値をいつもの半分(0.25ミリ)でつくってみた結果、夫婦箱の正しい(?)開け方を知っている人にはいとも簡単に開けられるのだが、知らない人が手にするとけっこう手間取るようだ(家人で試してみた)。
わずかの設定値の差で空気の出入りがかなり違うということである。
さあ、どうしよう。
いつもの設定値でするか。
このままの値でクロスの貼り具合で微調整するか。
とりあえずもうひとつだけ試作してみるか。
2007.02.10 Saturday
吉祥寺散策
午前中、夫婦箱をもうひとつ試作してみた。
合わせの数値とその他外箱の深さを微調整したもの。
乾かす時間を利用して、『サラノ箱』の普及版用の糸を買いに吉祥寺に出かける。
デザインの色を変えたので以前に買い揃えたものは使用できなくなり、そのままデッドストックとなったが、まあまた何かの折に使えるだろう。
普及版は画像の3色の糸でかがる(つまり3種類)。
薄曇りだというのに暖かい。
こじゃれた吉祥寺の街には春色の服装の人がちらほら。
人の流れのなかを明るみが揺れている。
ダンディゾンでパンを買って帰る。
帰ってしばらくすると雨。
春の雨のような感じがするがまだ2月である。
暖かいのは助かるが……
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