2007.03.02 Friday
『サラノ箱』本文の一部
一ノ箱 山本哲也
ニノ箱 冨部伸造
三ノ箱 矢島操
四ノ箱 村田森
五ノ箱 塚原興世
六ノ箱 土井宏友
明日3月3日〜4月7日まで、「更」で二回目の「箱展2007」が開かれています。
2005年の「箱展」を本にした今回の『サラノ箱』も展示されていますので、お近くの方、会期中関西に行かれる方はちょっと足をのばしてみてください。
ニノ箱 冨部伸造
三ノ箱 矢島操
四ノ箱 村田森
五ノ箱 塚原興世
六ノ箱 土井宏友
明日3月3日〜4月7日まで、「更」で二回目の「箱展2007」が開かれています。
2005年の「箱展」を本にした今回の『サラノ箱』も展示されていますので、お近くの方、会期中関西に行かれる方はちょっと足をのばしてみてください。
2007.03.03 Saturday
上洛
これからしばらくしたら京都、大津へ出かける。
帰りは明日。
今回の用件とは別にお会いしたい人も居られるが、バタバタするので時間があるようでない。
アポイントも取らず、訪問。
では、行ってきます。
帰りは明日。
今回の用件とは別にお会いしたい人も居られるが、バタバタするので時間があるようでない。
アポイントも取らず、訪問。
では、行ってきます。
2007.03.04 Sunday
祝17周年
昨日の三月三日の雛祭り、器のギャラリー「更」が誕生して17年。
『サラノ箱』の出版と17周年のお祝いの会に出席させていただいた。
そこに集う作家さんたちの作品を手に取って言葉を交わすと、「更」さんと作家さんたちとの間に実に羨ましくなるような良い関係ができているのが感じられる。
僕は「更」さんとお付き合いさせていただいてまだ数年だが、17年をどんな想いや願いをもって歩いてこられたか、なんとなく想像できる気がする。
いろいろな言い方はできるが、「物をつくる」のはやはり「人を喜ばせる」ためだと僕はおもう。
良き連鎖が次の良き連鎖を生みますように。
改めて「更」さん、おめでとうございます。
そしてありがとうございました。
昨日、今日の内容は盛り沢山である。
一度では書けない、これから数日小出しである。
「箱展2007」のこと。
「志村ふくみ展」のこと。
「三橋節子美術館」のこと。
などなど。
『サラノ箱』の出版と17周年のお祝いの会に出席させていただいた。
そこに集う作家さんたちの作品を手に取って言葉を交わすと、「更」さんと作家さんたちとの間に実に羨ましくなるような良い関係ができているのが感じられる。
僕は「更」さんとお付き合いさせていただいてまだ数年だが、17年をどんな想いや願いをもって歩いてこられたか、なんとなく想像できる気がする。
いろいろな言い方はできるが、「物をつくる」のはやはり「人を喜ばせる」ためだと僕はおもう。
良き連鎖が次の良き連鎖を生みますように。
改めて「更」さん、おめでとうございます。
そしてありがとうございました。
昨日、今日の内容は盛り沢山である。
一度では書けない、これから数日小出しである。
「箱展2007」のこと。
「志村ふくみ展」のこと。
「三橋節子美術館」のこと。
などなど。
2007.03.06 Tuesday
気が滅入る季節の真っ只中にいます
こづかい帳(確定申告)をあれこれいじくっていたら――いけませんねぇ、この言い方では何か策を弄しているみたいですねぇ、整理していたら、ですね――気が滅入ってきました。
昨日、一昨日と撮った写真も整理できず、明日に持ち越しです。
気が滅入っただけでさして進展せず、毎年この時期は必要以上に疲れます。
昨日、一昨日と撮った写真も整理できず、明日に持ち越しです。
気が滅入っただけでさして進展せず、毎年この時期は必要以上に疲れます。
2007.03.06 Tuesday
箱展 2007
箱ヲあける愉しみ
箱ニ仕舞う愉しみ
2005年の「箱展」のテーマはそのまま今回にも使ってよさそうだ。
それぞれの作品を見ていると「本」というものに比べて自由で、うらやましく感じられる。
「箱展」という企画の立て方が功を奏している面もあるのだろう。
しかしこういう企画のもとで制作される作品というのは、ときとしてイヤらしいくらいに作家のネライがオモテに出てくるものだが、不思議にそういうものは感じられない。
最も狙ったと想われる塚原興世さんの作品ですらしずかな佇まいである(尤も土の乾いていくときの独特の臭いはあったが(笑))。
いくらかの緊張を感じさせつつ人を「楽にさせる」ものが僕は好きである。
それは「癒し」とはちょっと違う。
どう違うのかというと、どう違うのだろう、とにかく違うのである。
六人それぞれの「楽にさせ方」、それぞれの持ち味がたのしい。
それぞれの写真は「箱」との関係がまったく分からないとおもいますが、お許しあれ。
箱ニ仕舞う愉しみ
2005年の「箱展」のテーマはそのまま今回にも使ってよさそうだ。
それぞれの作品を見ていると「本」というものに比べて自由で、うらやましく感じられる。
「箱展」という企画の立て方が功を奏している面もあるのだろう。
しかしこういう企画のもとで制作される作品というのは、ときとしてイヤらしいくらいに作家のネライがオモテに出てくるものだが、不思議にそういうものは感じられない。
最も狙ったと想われる塚原興世さんの作品ですらしずかな佇まいである(尤も土の乾いていくときの独特の臭いはあったが(笑))。
いくらかの緊張を感じさせつつ人を「楽にさせる」ものが僕は好きである。
それは「癒し」とはちょっと違う。
どう違うのかというと、どう違うのだろう、とにかく違うのである。
六人それぞれの「楽にさせ方」、それぞれの持ち味がたのしい。
それぞれの写真は「箱」との関係がまったく分からないとおもいますが、お許しあれ。
2007.03.08 Thursday
滋賀近代美術館
3月4日、琵琶湖線に乗り京都から瀬田の滋賀近代美術館に向かう。
山を切り開いて造成されたそこにはいくつかの大学のキャンパスが隣り合い、滋賀近代美術館も広い公園のなかの一点景というロケーションである。
さて「志村ふくみ展」である。
志村さんの織られたものをまとまって見るのは初めてなので期待がふくらむ。
会場に入ると、熱を持ってふくらんだ期待がすうーっとしずまっていく、という不思議な経験をした。
作品に対峙して意識して見るというよりも、着物たちのおしゃべりをBGMのように聞いてたのしむ、という意識に変わるのにそんなに時間はかからなかった。
仄かな色気。
健康的なさんざめきを感じた。
遠方から行く者としては、会期を3回に分けず、一度に収蔵作品を展示してくれればなぁ、と、これは美術館へのひと言である。
山を切り開いて造成されたそこにはいくつかの大学のキャンパスが隣り合い、滋賀近代美術館も広い公園のなかの一点景というロケーションである。
さて「志村ふくみ展」である。
志村さんの織られたものをまとまって見るのは初めてなので期待がふくらむ。
会場に入ると、熱を持ってふくらんだ期待がすうーっとしずまっていく、という不思議な経験をした。
作品に対峙して意識して見るというよりも、着物たちのおしゃべりをBGMのように聞いてたのしむ、という意識に変わるのにそんなに時間はかからなかった。
仄かな色気。
健康的なさんざめきを感じた。
遠方から行く者としては、会期を3回に分けず、一度に収蔵作品を展示してくれればなぁ、と、これは美術館へのひと言である。
2007.03.08 Thursday
三橋節子美術館
「志村ふくみ展」を見たあと瀬田駅から三つ、京都方面に琵琶湖線を戻る。
大津駅のコインロッカーに荷物をあずけ、身軽に。
いにしえの宿場町の面影がのこる街道筋を三橋節子美術館を目指して歩くが、暑いに近いあたたかさである。
暖冬という今冬のなかでも一際かもしれない。
駅から15分ほど歩くと、それは長等公園という大津を見下ろす高台にひっそりとあった。
この階段を右に折れるとすぐである。
僕が「三橋節子」という名を知ったのはごく最近、広岡曜子さんの詩集『中庭の風』を通してである。
その後絵ハガキなどでその作品のいくつかは見る機会があったが、オリジナルの持つ力は比べものにならない。
しずかで、さみしげで、いとおしい。
立ち去りがたい想いを持って絵を見たのは久しぶりであった。
隠れて見えないが画面の左端のほうに、「三井の晩鐘」の三井寺がある。
右のほうにはわずかに琵琶湖も写っている。
大津駅のコインロッカーに荷物をあずけ、身軽に。
いにしえの宿場町の面影がのこる街道筋を三橋節子美術館を目指して歩くが、暑いに近いあたたかさである。
暖冬という今冬のなかでも一際かもしれない。
駅から15分ほど歩くと、それは長等公園という大津を見下ろす高台にひっそりとあった。
この階段を右に折れるとすぐである。
僕が「三橋節子」という名を知ったのはごく最近、広岡曜子さんの詩集『中庭の風』を通してである。
その後絵ハガキなどでその作品のいくつかは見る機会があったが、オリジナルの持つ力は比べものにならない。
しずかで、さみしげで、いとおしい。
立ち去りがたい想いを持って絵を見たのは久しぶりであった。
隠れて見えないが画面の左端のほうに、「三井の晩鐘」の三井寺がある。
右のほうにはわずかに琵琶湖も写っている。
2007.03.09 Friday
我輩も猫になりたい
確定申告の書類をやっと書き上げ、税務署に提出。
一年に一度なのでみごとに初期化されている。
前年の控えを眺めながら書き進めたが、どういう理屈で算出した数字なのか、減価償却の項目のある数字の正体を思い出すのに昨日は半日もかかってしまった。
尤もちょっとやってはコーヒー、ちょっとやってはネット、ちょっとやっては……と、逃避の連続なので密度は薄い。
今日もまた新聞に取り上げられている政治家のことを思い浮かべると、こんなことに時間を費やしている自分がなんともバカバカしく思われてくるが、腐ったら負けだ。
これは先日訪れた三橋節子美術館の前にいた猫。
カメラを取り出すこちらの動きに警戒していたが、暖かな陽気には勝てず、こんな表情でカメラに収まってくれた。
余分な欲のないヤツだからこちらをほっとさせてくれるのだろう。
あー、いいぞ、おまえ!
一年に一度なのでみごとに初期化されている。
前年の控えを眺めながら書き進めたが、どういう理屈で算出した数字なのか、減価償却の項目のある数字の正体を思い出すのに昨日は半日もかかってしまった。
尤もちょっとやってはコーヒー、ちょっとやってはネット、ちょっとやっては……と、逃避の連続なので密度は薄い。
今日もまた新聞に取り上げられている政治家のことを思い浮かべると、こんなことに時間を費やしている自分がなんともバカバカしく思われてくるが、腐ったら負けだ。
これは先日訪れた三橋節子美術館の前にいた猫。
カメラを取り出すこちらの動きに警戒していたが、暖かな陽気には勝てず、こんな表情でカメラに収まってくれた。
余分な欲のないヤツだからこちらをほっとさせてくれるのだろう。
あー、いいぞ、おまえ!
2007.03.10 Saturday
Next Bicycle Project
自転車を出したらチューブラータイヤがバーストしている。
貼り替えていつものコースでヒロセさんの工房へ。
画像は多摩湖と狭山湖の間にある狭山富士(標高151メートル……笑)の途中にある樹木。
それだけに霊験あらたか、って感じがする、でしょ!?
次の自転車のコンセプトは、
普段着でも気楽に乗れ、二日ほどのツーリングにも楽しく乗れる
に決定。
「普段着でも」という意識と、それなりの服装になる「ツーリング」というシチュエーションをどう繋げていくかがポイントである。
と、考えているときが一番たのしい!
貼り替えていつものコースでヒロセさんの工房へ。
画像は多摩湖と狭山湖の間にある狭山富士(標高151メートル……笑)の途中にある樹木。
それだけに霊験あらたか、って感じがする、でしょ!?
次の自転車のコンセプトは、
普段着でも気楽に乗れ、二日ほどのツーリングにも楽しく乗れる
に決定。
「普段着でも」という意識と、それなりの服装になる「ツーリング」というシチュエーションをどう繋げていくかがポイントである。
と、考えているときが一番たのしい!
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