2020.04.23 Thursday

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    2008.09.01 Monday

    『ジャンヌの涙』を聞きに

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      新宿へ有働薫さんの朗読を聞きに行く。
      今回朗読する詩集は『ジャンヌの涙』なので、造った者としてはいささか緊張する(朗読なので造本の出来不出来はとりあえず関係ないのだが)。
      個々の作品の声によって、制作中のいくつかの場面が思い出された。
      この詩集の最後に置かれた「献月譜」に声がたどり着いたとき、ほっと緊張が解けた。
      と同時に、この詩集の終わり方としてはやはりこれでよかったのだと僕は思った。

      会場に小網さんも来ていたので、終わって小網さんと食事をして帰宅。
      自転車と旅の話で妙に盛り上がった(笑)。
      2008.09.02 Tuesday

      奥付

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        いつの間にかもうこんな時間。
        いくつか雑用があったとはいえ、奥付にほとんど一日かかってしまっている。
        ほんとに奥付にはいつも悩ませられる。
        あっさりすっきりという方に心が傾くときと、まったり(?)という方がしっくりくるときと、そのどちらに傾くか、一体なにが決め手になっているのだろうか。
        なんとなく分っているけど、なんとなく分っていない。
        明日には初校を戻す予定なので、というかそう決めないと、いつまでたっても奥付に諦めがつかない。
        2008.09.03 Wednesday

        初校を戻しに

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          夏の最後のがんばりか、とても暑い一日だった。

          そんな暑さのなか、試し用の写真版を早稲田の製版屋さんに受け取りに行き、その足で印刷所に『書物の旅』の初校を戻しに行く。
          そうしていつもなら簡単なやり取りだけで印刷所をあとにするのだが、今日は一時間も社長さんと話し込む。
          昨今の業界のことだとか(う〜む)、昔の現場の話だとか(おお!)、そんなことをあれこれ話し合っているうちに「職人たちも喜んで仕事してますよ」と感謝されてしまった。

          「んっ!?」という顔をすると、
          「『やったことのないやり方をするのは緊張するし、頭も使うし、でも刺激にもなるし。そうやってやったものがこんなふうに生かされてこういう本になっているのを見るのはうれしい』と職人たちが言ってます」とのこと。

          表面デザインではなく、もっと現場に近いところのものを本のなかに見ての職人さんたちの反応――それはこちらとしても素直にうれしい。
          職人さんたちも僕もある意味個人レベルで手仕事をしている者としては、そういう面で手応えを感じること、感じてもらうことが一番だから。

          『書物の旅』はこれからもきっと良い旅をするとおもう。
          2008.09.04 Thursday

          見本帳を広げ、地図を広げ

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            表紙の紙を決め、夫婦箱の布を決めたら休みを取って出かけようとおもうのだが、なかなか決まらない。
            というよりも出かけようとおもってリビングの床に地図を広げてあるので(行き先も決まっていないのだが)、なんとなくそわそわして気もそぞろ(笑)。
            と書くほど浮ついてはいないのだが、再校が出るまでの時間をうまく利用してできるだけタイムロスを少なくしたい、という気は働いている。

            というところで――
            夫婦箱入りで、あっさりとした表紙でいこうとおもっているので、表紙は上等の和紙がよい、とまでは決まっているのだが……。
            見本帳をあれこれ広げ、ときどき洋紙のほうに浮気をしながら数点までとにかく候補を絞り込んだという今日の状態。
            2008.09.05 Friday

            記憶の向こうに

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              束見本用の表紙の紙を東京八重洲に買いに行き、その足で吉祥寺に生地を探しに行く。
              オシャレなお店なのでカルトナージュ向けの生地はたくさんあったが、本にはちょっと使いにくい。
              単に僕がカルトナージュ向けの性格じゃないということかもしれない(笑)。
              たったいま思い出したのだが、タイだったかどこかそのあたりでつくられたざっくりした生地がどこかの店にあったような記憶が……。
              思い出せないと、その生地が宝石のようにキラキラ輝いて見えてきた。
              さてどうしよう。
              2008.09.06 Saturday

              日本基督教団浪花教会

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                それでは日々のブログに行き詰ったときの近代建築(笑)。
                大阪船場の浪花教会。
                ヴォーリズが設計指導という形で関わった教会である。

                浪花教会ファサード

                入り口の扉は道路に面していて、いわゆる「教会のなかへ歩を進める」的なワクワク感は少ないが、それだけ町並みに溶け込んでいるとも言える。
                中へ入るとすぐ右側の部屋に信者さんとおぼしき人たちがバザーの準備だろうか、集まっていた。
                そのまますぐに二階への階段を上ると、

                二階に上がる階段手摺り

                礼拝堂は目の前。

                礼拝堂内部

                アーチ窓から入る光がやわらかかった。

                アーチ窓

                2008.09.08 Monday

                後退、それとも前進?

                0
                  先日購入した和紙で表紙をつけてみたら、微妙に合わない。
                  見本で見るよりも若干薄く腰が弱い感じ。
                  手漉きだから見本とは多少の違いはあるのは分かっているが……
                  たぶん束厚と本文紙のアルシュの色が今回選んだ和紙とわずかに擦れ違ってしまったのだろう。
                  夫婦箱に使おうと本日決めたクロス(廃色になっていませんように)との相性も、そう思って見るとなんとなく擦れ違っている。
                  こんなはずでは……
                  明日朝いちで画材屋さんに駆け込んでみるしかないかな。
                  急がは回れ。

                  それにしても先日買った和紙、もともとの値段が高いにしても、以前に比べ一枚500円もアップしていた!
                  やれやれ。
                  2008.09.08 Monday

                  助かります

                  0
                    結局朝いちではなく、朝に、で家を出て御茶ノ水のミューズに行く。
                    見本用に一枚とあとは自宅に届けてもらうようお願いする。
                    まとまった枚数なので価格を尋ねてみたら「あ、水仁舎さんですか、ちょっとお待ち下さい」と上司に連絡を取って、そして割り引いてくれた。
                    高級画材用紙なので割り引きはとてもありがたい。
                    フランス料理を食べてもまだお釣りくるのだから。
                    食べてはいないが(笑)。
                    2008.09.09 Tuesday

                    あやうくカゼを

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                      ひしひしと秋の訪れを感じる今日このごろ。
                      体調を崩すのも今頃。
                      真夏の格好で寝ていると朝方妙に足許がすずしい。
                      今朝方あやうくカゼをひきかけてしまった。
                      だからというわけではないが、バタバタと気忙しい。
                      予定はあってないようなもの、あっちのものをこっちに持ってきて、「repure」7号の表紙に着手。

                                       「repure」7号表紙部分
                      2008.09.10 Wednesday

                      出発前

                      0
                        6時間ばかりあと、まだ暗いなか国分寺駅まで走り、そして数日消息を絶ちます。
                        昨日4時間弱くらいしか寝てませんが、全然元気です。

                        出発前
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