2008.10.01 Wednesday
ヴィルヘルム・ハンマースホイ
昨日からヴィルヘルム・ハンマースホイの回顧展が開かれている。
ハンマースホイの数点の作品を知ってからどうしても観に行きたいとおもっていた。
そのうちテレビに取り上げられるだろうし、そうなればゆっくり観ることはかなわないだろうから、行けるときに行っておこうと本日上野の国立西洋美術館に行ってきた。
ゆっくりと絵の前に立ち止まることができた。
さてその感想であるが――
なお、これから行こうとたのしみにされている方は以下の本日の記事は読まないでください。
どんな人にも良いところ悪いところはあって、欠点も含めすべてを認めたうえでその人と付き合うのがほんとうの付き合いだとおもっているが、しかし最初にその人の最良の部分に幸か不幸か接してしまい舞い上がってしまうと、あとは気分的に下降線をたどってしまうか、そうならないよう何か他の良い点をみつけようと気持ちが空回りしてしまうかする。
たとえて言えば、ハンマースホイとはそんな出会いだった。
失望したかというとそんなことはないが、期待を超えたかというとそんなこともなかった、というのが正直な感想である。
リーフレットに大きく取り上げられている「背を向けた若い女性のいる室内」はたしかに良かったが、それでもリーフレットの印刷やパソコン画面では分からない左手の描き方に目が行くといくらか気持ちがざわざわしてきた。
その他の、やはりリーフレットに出ている室内画も良かったのだが、たとえばテーブルの脚の影の伸びる方向をなぜ不自然にする必要があったのかと気になってくると、静かな画面にしずかに対峙していられなくなる。
いつもは絵に付されている説明など読みはしないのだが、今回はなぜか読みながら観てしまったのもよくなかった。
そのうちのいくつかの主観的な説明の仕方に疑問を感じながら観るのはやはりよろしくない。
おそらくハンマースホイを熱烈に好きな学芸員なんだとおもうが……。
また展示の仕方も主題別の構成がとられているが、あまり知られていない画家の場合、編年的な構成をしてもらったほうが個人的には全体を捉えやすかった。
なんだかケチばかりつけているようだが、もちろん持って帰りたい作品もいくつかあった。
たとえば初期の作品「納屋のある風景」や後期の「4枚の銅版画のある室内、ストランゲーゼ30番地」など。
ハンマースホイは生前高い評価を得ながらも、没後急速に忘れられた画家ということだが、それもなんとなくうなずけた。
評価が下がったということではなく、好きな人に秘蔵されつつ、知る人ぞ知るというのがこの画家には似合っているそんな印象をもって美術館をあとにした。
ハンマースホイの数点の作品を知ってからどうしても観に行きたいとおもっていた。
そのうちテレビに取り上げられるだろうし、そうなればゆっくり観ることはかなわないだろうから、行けるときに行っておこうと本日上野の国立西洋美術館に行ってきた。
ゆっくりと絵の前に立ち止まることができた。
さてその感想であるが――
なお、これから行こうとたのしみにされている方は以下の本日の記事は読まないでください。
どんな人にも良いところ悪いところはあって、欠点も含めすべてを認めたうえでその人と付き合うのがほんとうの付き合いだとおもっているが、しかし最初にその人の最良の部分に幸か不幸か接してしまい舞い上がってしまうと、あとは気分的に下降線をたどってしまうか、そうならないよう何か他の良い点をみつけようと気持ちが空回りしてしまうかする。
たとえて言えば、ハンマースホイとはそんな出会いだった。
失望したかというとそんなことはないが、期待を超えたかというとそんなこともなかった、というのが正直な感想である。
リーフレットに大きく取り上げられている「背を向けた若い女性のいる室内」はたしかに良かったが、それでもリーフレットの印刷やパソコン画面では分からない左手の描き方に目が行くといくらか気持ちがざわざわしてきた。
その他の、やはりリーフレットに出ている室内画も良かったのだが、たとえばテーブルの脚の影の伸びる方向をなぜ不自然にする必要があったのかと気になってくると、静かな画面にしずかに対峙していられなくなる。
いつもは絵に付されている説明など読みはしないのだが、今回はなぜか読みながら観てしまったのもよくなかった。
そのうちのいくつかの主観的な説明の仕方に疑問を感じながら観るのはやはりよろしくない。
おそらくハンマースホイを熱烈に好きな学芸員なんだとおもうが……。
また展示の仕方も主題別の構成がとられているが、あまり知られていない画家の場合、編年的な構成をしてもらったほうが個人的には全体を捉えやすかった。
なんだかケチばかりつけているようだが、もちろん持って帰りたい作品もいくつかあった。
たとえば初期の作品「納屋のある風景」や後期の「4枚の銅版画のある室内、ストランゲーゼ30番地」など。
ハンマースホイは生前高い評価を得ながらも、没後急速に忘れられた画家ということだが、それもなんとなくうなずけた。
評価が下がったということではなく、好きな人に秘蔵されつつ、知る人ぞ知るというのがこの画家には似合っているそんな印象をもって美術館をあとにした。
2008.10.02 Thursday
ペース配分
さわやかな秋の一日である。
しばらくしたら「ヴィオロンのためいき」も聞こえてくるのだろうか。
こちらは「ためいき」する間もなく、『書物の旅』の夫婦箱の組み立てである。
といっても、いまのところせかせかやっているわけではないが、それでもこの2日間で片側の120は終わった。
では明日、明後日の2日間で残りが終わるかというと、そううまくはいかない。
ちょっと厭きてきているので、タイトルなどのプロポーションを考えるなどして目先を変えなければ。
こういう作業のときは周りに人がいるとずいぶんと助かるんだが。
ときどき話をしながらするとスピードは遅くなっても長い時間やっていられるのである。
盆踊りの踊りのように進むのが長丁場の仕事、特に手の仕事にはあっているのだが……
しばらくしたら「ヴィオロンのためいき」も聞こえてくるのだろうか。
こちらは「ためいき」する間もなく、『書物の旅』の夫婦箱の組み立てである。
といっても、いまのところせかせかやっているわけではないが、それでもこの2日間で片側の120は終わった。
では明日、明後日の2日間で残りが終わるかというと、そううまくはいかない。
ちょっと厭きてきているので、タイトルなどのプロポーションを考えるなどして目先を変えなければ。
こういう作業のときは周りに人がいるとずいぶんと助かるんだが。
ときどき話をしながらするとスピードは遅くなっても長い時間やっていられるのである。
盆踊りの踊りのように進むのが長丁場の仕事、特に手の仕事にはあっているのだが……
2008.10.03 Friday
手を診てもらう
右手親指の付け根に痛みを伴う異和感あり。
と言っても昨日今日にはじまったことではないが、ここ数日はいつもよりワンランク上だった。
今日は一日手を休めてパソコンとにらめっこだったので、いくらか症状はやわらいできているが、そのスジの人に診てもらい対処の方法を伝授してもらう。
今日はたまたま家人を診に美人整体師のMさんが来る日なのである。
右手をあずけると途端に激痛が走り、ここがこうなってます、この動きとこの筋肉が連動してますからこうして下さい。次にこうしてこうやって、ハハッ、痛いですよね! ハリ打っておきますからその周辺を揉んでください。あとはストレッチです。
と実にわかやすくたのしく明るく診てくれるので半分はもう治った気になってしまう。
そんな気分になったところで明日も秋晴れ。
明後日から天気崩れるらしいです。
ということは――
と言っても昨日今日にはじまったことではないが、ここ数日はいつもよりワンランク上だった。
今日は一日手を休めてパソコンとにらめっこだったので、いくらか症状はやわらいできているが、そのスジの人に診てもらい対処の方法を伝授してもらう。
今日はたまたま家人を診に美人整体師のMさんが来る日なのである。
右手をあずけると途端に激痛が走り、ここがこうなってます、この動きとこの筋肉が連動してますからこうして下さい。次にこうしてこうやって、ハハッ、痛いですよね! ハリ打っておきますからその周辺を揉んでください。あとはストレッチです。
と実にわかやすくたのしく明るく診てくれるので半分はもう治った気になってしまう。
そんな気分になったところで明日も秋晴れ。
明後日から天気崩れるらしいです。
ということは――
2008.10.04 Saturday
初秋の荒川サイクリングロード
日の出前に起き出して電車で輪行を予定していたのだが、起きたのが6時過ぎ(普段通りである)、ここ数日めずらしく夢をいくつか見てそのためか浅い睡眠がつづいている。
ぼーっとした頭でくだらないオヤジギャグを某掲示板に書き込むくらいの力しか出てこない(笑)。
だらだらと時間だけが過ぎ、10時を過ぎてやっと活動開始。
そうなると行き先はほぼ決まってしまう。
荒川サイクリングロードは一面ススキの原。
バッタが飛び交い、小さなハエのような虫がたくさんたくさん顔や体にぶつかってきて鬱陶しいことこの上ない。
ただひたすら走る。
12時過ぎ、いつもの場所で軽飛行機の離着陸をぼんやりと眺めながらおにぎりを頬張る。
このホンダエアポートを挟んだ向こうにこんもりと樹に蔽われた建物らしきものが見えていて行く度に気になっていたのだが、ついに今回行ってみることにした。
泉福寺というお寺でしずかな佇まいである。
そのお寺の前の道をしばらく進み、気紛れにわき道に入ってみると、
“牛との遭遇”である(笑)。
これだから本道離脱は止められない。
ちなみにもっと牛に近づいて撮りたかったのだが、ハチが猛烈な羽音をさせていたので早々に退散する。
その後、入間川サイクリングロードをつなぎ、狭山湖まで帰ってくると、狭山野鳥の会の人たちが(と勝手に命名)一本の樹を遠巻きにカメラを構えている。
「何がいるんですか?」と訊ねると、
「のぞいてごらん」と場所をあけてくれた。
望遠のレンズのなかに胸の白い鳥がいる。
「エゾビタキ。渡り鳥でいまの時期にしか見られない」
こちらは正に“未知との遭遇”。
狭山野鳥の会(?)のみなさん、貴重なものをありがとう!
より道をしながらの本日の走行距離、98キロ。
ぼーっとした頭でくだらないオヤジギャグを某掲示板に書き込むくらいの力しか出てこない(笑)。
だらだらと時間だけが過ぎ、10時を過ぎてやっと活動開始。
そうなると行き先はほぼ決まってしまう。
荒川サイクリングロードは一面ススキの原。
バッタが飛び交い、小さなハエのような虫がたくさんたくさん顔や体にぶつかってきて鬱陶しいことこの上ない。
ただひたすら走る。
12時過ぎ、いつもの場所で軽飛行機の離着陸をぼんやりと眺めながらおにぎりを頬張る。
このホンダエアポートを挟んだ向こうにこんもりと樹に蔽われた建物らしきものが見えていて行く度に気になっていたのだが、ついに今回行ってみることにした。
泉福寺というお寺でしずかな佇まいである。
そのお寺の前の道をしばらく進み、気紛れにわき道に入ってみると、
“牛との遭遇”である(笑)。
これだから本道離脱は止められない。
ちなみにもっと牛に近づいて撮りたかったのだが、ハチが猛烈な羽音をさせていたので早々に退散する。
その後、入間川サイクリングロードをつなぎ、狭山湖まで帰ってくると、狭山野鳥の会の人たちが(と勝手に命名)一本の樹を遠巻きにカメラを構えている。
「何がいるんですか?」と訊ねると、
「のぞいてごらん」と場所をあけてくれた。
望遠のレンズのなかに胸の白い鳥がいる。
「エゾビタキ。渡り鳥でいまの時期にしか見られない」
こちらは正に“未知との遭遇”。
狭山野鳥の会(?)のみなさん、貴重なものをありがとう!
より道をしながらの本日の走行距離、98キロ。
2008.10.06 Monday
関わりのなかで
よほど特殊な環境にいないかぎり、生きていれば多かれ少なかれ他人との交わりがある。
傍から見て羨ましいとおもう交流から、昨今のニュースで報じられるような痛ましいものまで、いろいろ。
たいていはその両端のあいだ、幅広い中間地点のなかで人と人は関わり合っている。
そんなごく普通の関わりでも大なり小なり様々な変化は起こるものだが、その変化こそを楽しみたいとおもう。
変化するままをただ見送るという楽しみ方ももちろんありだが、せっかく人に関わるのであれば変化をすこしは良いとおもわれる方向へ向けるための一歩だって当然ある。
と書くと物々しいが、ごくごく自然体での物言い。
と書いて、何を言いたいのか、僕がいま具体的にイメージしている人のほとんどにもいまは届かないだろうな。
これは僕の覚書のようなもの。
ところでこいつは僕とのどんな関わりを求めていたのだろう。
画像は昨日小休止したときに自転車にやってきたバッタ。
画像検索をしたけれど名前がよく分からない(ショウリョウバッタ、か)。
傍から見て羨ましいとおもう交流から、昨今のニュースで報じられるような痛ましいものまで、いろいろ。
たいていはその両端のあいだ、幅広い中間地点のなかで人と人は関わり合っている。
そんなごく普通の関わりでも大なり小なり様々な変化は起こるものだが、その変化こそを楽しみたいとおもう。
変化するままをただ見送るという楽しみ方ももちろんありだが、せっかく人に関わるのであれば変化をすこしは良いとおもわれる方向へ向けるための一歩だって当然ある。
と書くと物々しいが、ごくごく自然体での物言い。
と書いて、何を言いたいのか、僕がいま具体的にイメージしている人のほとんどにもいまは届かないだろうな。
これは僕の覚書のようなもの。
ところでこいつは僕とのどんな関わりを求めていたのだろう。
画像は昨日小休止したときに自転車にやってきたバッタ。
画像検索をしたけれど名前がよく分からない(ショウリョウバッタ、か)。
2008.10.07 Tuesday
欠けているということ
「持って生まれたもの」や「生まれ育った環境」というものを言い訳にするつもりはないが、そういうものから自由であるということもまたあり得ない。
いくら努力をしても獲得できないもの、というより努力では獲得できないもの、もっと正確にいうなら努力すればするほどそれから離れていってしまうものがある。
人と人は違って当たり前であるし、違わなければ生きている意味がない、と分かってはいるが、とかく人は無い物ねだりをする生き物のようで、それがどうにも手に入らないものだと分かると、諦めるまえにしばらくの間は落ち込んだりする。
と他人事のように書いているが、紛れもない自分のことである。
その欠けた部分を他のもので補おうとするのもひとつの考え方だが、そういういじましいやり方は自分には似合わない。
欠けたものは欠けたままにして、ときどきそちらの方を見てため息をつく、というのが自分には似合っているようにおもう。
って、こちらの方がずっといじましい(笑)。
とまあ冗談はさておいて、欠けていることが誇りであると半分は本気でおもっているから、なんだかややこしいのである自分が。
いくら努力をしても獲得できないもの、というより努力では獲得できないもの、もっと正確にいうなら努力すればするほどそれから離れていってしまうものがある。
人と人は違って当たり前であるし、違わなければ生きている意味がない、と分かってはいるが、とかく人は無い物ねだりをする生き物のようで、それがどうにも手に入らないものだと分かると、諦めるまえにしばらくの間は落ち込んだりする。
と他人事のように書いているが、紛れもない自分のことである。
その欠けた部分を他のもので補おうとするのもひとつの考え方だが、そういういじましいやり方は自分には似合わない。
欠けたものは欠けたままにして、ときどきそちらの方を見てため息をつく、というのが自分には似合っているようにおもう。
って、こちらの方がずっといじましい(笑)。
とまあ冗談はさておいて、欠けていることが誇りであると半分は本気でおもっているから、なんだかややこしいのである自分が。
2008.10.08 Wednesday
悪いクセ
右手親指付け根の痛みはとりあえずおとなしくしている。
完治したかというと物の持ち方によっては多少の痛みがあるので、「おとなしくしている」という言い方になる。
もともと指の関節がやわらかく、どう表現したらいいのかよく分からないが、物を持つときに親指の関節を内に曲げるようにするクセがあり(反らすクセ、と言った方が分かりやすいかも)、それが余分な緊張をもたらしているようだ。
だから今日は意識的に「摑んで持つ」というよりは「ひっかけて持つ」ようにしてみた。
UFOキャッチャーをイメージしてもらえるとそれに近い。
さて、明日は印刷の立ち会い。
うまくいくことを祈りつつ、おやすみなさい。
完治したかというと物の持ち方によっては多少の痛みがあるので、「おとなしくしている」という言い方になる。
もともと指の関節がやわらかく、どう表現したらいいのかよく分からないが、物を持つときに親指の関節を内に曲げるようにするクセがあり(反らすクセ、と言った方が分かりやすいかも)、それが余分な緊張をもたらしているようだ。
だから今日は意識的に「摑んで持つ」というよりは「ひっかけて持つ」ようにしてみた。
UFOキャッチャーをイメージしてもらえるとそれに近い。
さて、明日は印刷の立ち会い。
うまくいくことを祈りつつ、おやすみなさい。
2008.10.08 Wednesday
印刷開始
雨のぱらつくなか家を出る。
早めに目が覚めてしまったこともあり、4時間少々の睡眠。
印刷所につくと組み付けの最中。
「こういう紙に印刷するのは緊張するんだよな」とにこやかに職人さん。
「頼りにしてます」と僕。
面付け後に印圧・インクの濃さについてこちらの要望を伝え、調整してもらう。
2台の刷り上がりを見届けてあとは任せて帰宅。
紙の表情とも相俟ってシャープでいい刷り上がりになっているとおもう。
ところがところがここでこちらに痛恨のミス。
間違った指示を一部してしまったことに帰ってから気づく。
他に影響のないところなのが不幸中の幸いか。
明日朝一で駆け込まなければ。
早めに目が覚めてしまったこともあり、4時間少々の睡眠。
印刷所につくと組み付けの最中。
「こういう紙に印刷するのは緊張するんだよな」とにこやかに職人さん。
「頼りにしてます」と僕。
面付け後に印圧・インクの濃さについてこちらの要望を伝え、調整してもらう。
2台の刷り上がりを見届けてあとは任せて帰宅。
紙の表情とも相俟ってシャープでいい刷り上がりになっているとおもう。
ところがところがここでこちらに痛恨のミス。
間違った指示を一部してしまったことに帰ってから気づく。
他に影響のないところなのが不幸中の幸いか。
明日朝一で駆け込まなければ。
2008.10.11 Saturday
旅の途中
なかなかスリリングな展開ですね。
こうなるともうアメリカ発の金融テロとしか言えません。
しかしだからといってやりたいことややるべきことをやめるつもりはありませんよ。
途中で手を抜くことももちろんありません。
そういうときに生まれる、ある意味、記念すべき本になることでしょう。
『書物の旅』は決して平々凡々とした旅ではないのです。
こうなるともうアメリカ発の金融テロとしか言えません。
しかしだからといってやりたいことややるべきことをやめるつもりはありませんよ。
途中で手を抜くことももちろんありません。
そういうときに生まれる、ある意味、記念すべき本になることでしょう。
『書物の旅』は決して平々凡々とした旅ではないのです。
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