グワンッ
これは好き、あれは嫌い、という価値判断のまえではどんな理屈も理想も技術も吹っ飛んでしまう。
だからといってあいての嗜好に合わせようとしすぎると、いわゆる「置きに行く」というヤツになってしまい、とても媚びたものになってしまう。
さて困った、というかいつも一度はここを通過しないことには前に進めない。
一度グワンッと曲げてみて、もどったところから固めていく。
紙!
以前と同じ状態――紙に変な跡がついている。
しかも大量。
断裁のクランプ跡とおもえないこともないが、やはりちょっと違うような。
言葉では説明し難いが、何らかの規則性がありそう。
少しのことなら目を瞑るが、やり過ごせるほど半端な量ではない。
以前の竹尾の苦い対応が思い出されて気が重いが、そんなことを言っている場合ではないのでとにかく電話をする。
状況を説明し一旦受話を切ると、折り返しクレーム担当から電話。
ああ、この声はZ氏。
クレーム担当者らしく冷静な、というか冷静すぎる声。
こちらが熱くなったら負けなので、もう一度状況と「まだ梱包を解いていないものがあるのでそれを見ればこちらの取り扱いの不備でないことは一目瞭然」ということを説明する。
「いまからそちらに行って確認したい」ということになり、待つこと一時間半。
薄暮のなかZ氏登場。
電話の声とは印象がちがって、かなり親しみやすい人。
状況を見てからの判断は早かった。
現場に足を運ぶことと直接人の顔を見ること、やはりこれは仕事の基本ですね。
NIIZA
夕方より「美人」と飲む。
場所は新座。
駅前開発がされる数年前までは武蔵野線沿線でもっとも何もない駅として有名(?)なところである。
平林寺や野火止め用水があり、文字通りの自転車ポタリングコースなのだが、駅には降り立ったことがないので「新座にしましょう!」で、駅前の小さな居酒屋に。
あんなことやこんなこと。
え〜ウソ、ホント!?
やだ〜!
と4時間半はあっと言う間に過ぎた。
画像は新座駅前。
お盆のようなつ〜き〜が〜♪
傘をさして
野暮用があり、家人といっしょに大泉学園へ。
『ボーン・アイデンティティー』のジェイソン・ボーン(マット・デイモン)になったつもりで野暮用を済ませる(って、何がなんだか分からない喩えで恐縮です)。
そのあと池袋に行き、『マンモスの窓』用の糸、その他を調達。
若干早いが池袋でお昼にする。
地下に降りていく階段にはお店の歌が、も〜やんも〜やんと響いていて、一人だったらすぐに踵を返していただろう「もうやんカレー」。
ここのランチバイキングにする。
店内の雰囲気に若干気圧されたのが心残りか。
帰路、所沢の駅で降り、喫茶店PERLEIでお茶。
個人経営でそこそこ昔ながらの雰囲気があり落ち着ける喫茶店はいまや貴重。
ほどよい広さの店内でカウンターに座り、感じのよい店員さんとちょっと話をして珈琲を飲む。
日常の生活圏内にあれば確実に通うだろうお店である。
今日初めて暖房器具を使用。
ストーブってあたたかい、と改めて実感。
遠いところ
『阿部謹也自伝』を少しずつ読んでいる。
この本を読んでいるといかに自分が努力をしてこなかった人間かよく分かる。
生前なぜコンタクトをとらなかったのかと今更ながらに悔やまれてならない。
掴めそうなのに青空は遠い。
明日こそは
明日(もう今日ですが)本当に晴れるのかというくらいの雨でしたが、どうやら快晴のようです。
師も走るという12月ですから、明日は走ろうとおもいます。
起きられればですが。
走るとすれば5時に駅に向かいます。
さ、お風呂に入ろ、と。
西上州(塩の沢峠)
朝、起きることは起きたが出発が予定より遅くなる。
このことにより旧道を諦め、ひたすら新道を塩の沢峠に向かうことになった。
どこへ出かけたのかというと、西上州。
高崎線の新町から鬼石〜万場〜上野村〜下仁田というコース。
昼間は走っていると暑いくらいの良い天気!
塩の沢峠を下り始めたのは3時半をまわっていて、この頃から急速に気温が下がりはじめ、歯をガチガチさせながら下仁田の駅をめざした。
神流川(かんながわ)に沿って上り基調のアップダウンが続く。
塩の沢峠は比較的緩やかな勾配。
いくつものヘアピンを巻きながら上っていく。
葉を落とし冬への準備が整った木々を透かして道の連なりがはっきりトレースできる。
塩の沢峠の頂上は特にどうと言うことのない感じではあったが、下りはじめしばらくして開けた景色には久しぶりの感動を味わった。
遠くに見えるのは上越あたりか(ちょっと自信ありませんが)。
本日の走行距離94キロ
シンプル
いろいろあれこれごちゃごちゃやっても結局シンプルなところに落ち着く。
というよりもシンプルな居場所を確認するためにいろいろあれこれごちゃごちゃやっている(のかもしれない)。
「シンプル」といっても様々だろうけれど、「正確なシンプルさ」というのが理想の要素のひとつではある。
本日は備忘録ブログです。
つまらない
『マンモスの窓』(富山直子著)の表紙やケースの紙をそろそろ決めておこうと見本帖をあれこれ引っぱり出す。
これが使えそうだな、とおもっているといつの間にやら廃品や廃色になっていた。
「じゃあ、これ」と別のものにあたりをつけるとそれもいつの間にやら。
他にも銘柄名が変わっていたり、連量や寸法が変わっていたりして、手許にある見本帖が使いにくくなってきた。
そろそろ換え時なのだが、いまのご時世、無料というわけにはいかないだろうな、おそらく。
いままでのお付き合いで、以前ならささっと黙って見本帖セットを手配してくれた店員さんがいたけれど。
いまどきの人は優秀だからこういうはみ出し方はしないだろう。
つまらないなー。
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