志賀坂峠〜八丁峠
というわけで体を鍛えに行ってきました。
久しぶりの西武秩父駅。
本日の基点であり、終点です。
まずは秩父橋を目指して走りはじめます。
しばらくは下り基調の道が続きます。
やがて上がり基調に。
志賀坂峠へ向かってそろそろ上り勾配がきつくなります。
上ってきた道が眼下に。
やがて志賀坂峠のトンネルに到着。
志賀坂峠からの眺め――ガスってます。
トンネル手前を左にハンドルを切り、本日のメインディッシュである八丁峠へ。
曇天でときおりすずしい風の吹くなか、ヘロヘロになりながらも徐々に高度を稼いで行きます。
やがて八丁峠のトンネルに到着。
そこから見る二子山。
見事にガスに包まれています。
さて八丁峠のトンネルですが、以前は無灯火の真っ暗なトンネルとして有名だったのですが、近年は電灯がともされ明るくなったとか。
でも真っ暗でした。
しかも見えるはずの約1キロ先の出口の明かりは、ガスがトンネル内にこもってまったく見えません。
自転車のライトを点け、ゆっくり走り出しましたが、平衡感覚がとれません。
ライトの照らす狭い範囲以外はまったくの闇です。
何かが出そうという以前に転倒の危険を感じたので自転車を降りひたすら押します。
それでもトンネルの端を歩いているつもりがいつの間にか真ん中を歩いていて、もしクルマが来たらとおもうと気が気でありませんでした。
反対側の出口に出たときにはほっとしました。
振り返ってみると、
なかなか夏向きのフンイキです♪
さてこれからステキな下りが始まりますが、しばらく下るとまたしても夏向きなフンイキが。
廃墟マニアの聖地(?)、日窒鉱山秩父事業所です。
売店(飲食店)だった建物でしょうか?
宿舎でしょうか?
これは浴場ですね。
かつて栄えた鉱山の集落あとですが、100パーセント廃墟かというとどうもそうではないらしいのですが、人の気配は感じられませんでした。
工場はもしかしたら小規模に稼動しているのかもしれませんが、よくわかりません。
自販機は通電していませんでした。
何か複雑な気持ちを抱えて廃墟群をあとにします。
そしてさらに下ります。
滝沢ダムを眺めつつ、ループ橋を一気に走り下り、一路西武秩父駅を目指します。
本日の走行距離 103キロ
車内で
午後、悠々さんと打ち合わせのため神保町へ。
玄関ドアを開けると、湿度たっぷりの、もわっとした暑い空気に包まれる。
暑さが得意不得意以前に、「これって体に悪いよなー」と思いながらも、駅についてしばしホームで電車を待つうちにそれほどでもなく思えてきた。
昨日の疲れはさほど残っていないつもりだが、電車に乗り込み座席にすわり、文庫本を開いて一ページ、二ページ、ほどよく冷えた車内でほどけてゆく緊張があり、抗う術なく撃沈。
斜め前の座席にすわっていた20前後の女性などは、半分ほど飲み物の入っている蓋付き紙コップを持って爆睡していたし……。
暑い夏、日本の夏、ですかね。
ファイター
今年は冗談じゃなく暑い。
ひとつのことに集中しきれず、あっちにふらふら、こっちにふらふら。
というわけではなく、限られた(ありていに言えば厳しい(笑))予算内で最大限の効果をあげるためにはどうしたらよいかと、キョロキョロしているのである。
本の大きさの数ミリの違いが大きくものをいうことがあるので、ひとつの作業をいわば仮組み状態のまま次の工程や次の次の工程をアタマに入れつつ行ったり来たりしながら、仮組みを徐々に本組みにしている。
紙の取り都合を計算しつつ、レイアウトの数値を調整しつつ、著者の希望も入れつつ、色合いのアタリをつけつつ、どれがどの人のための見本帖だったか混乱しつつ(笑)。
以下はその格闘のイメージである。
ところで、日本国内でもクワガタは何種類もいるのに、どうして日本在来種のカブトムシは一種類なんだろう。
さてさて
Kさんから電話があり、打ち合わせのための打ち合わせ。
年内に編集してくれればよい、という返事をもらいほっとする。
ほっとしたのも束の間。
別のKさんから修理依頼の本が届く。
そういえばひと月前にそんな話があったなと思い出したが、自然消滅したものと思っていた。
といってもまだ正式に受けたわけではないけれど。
品のない話だが、修理って手間の割に……なのでよほど義理のある人からの依頼でないとこれまでは受けていない。
依頼の内容から推測すると、開いて読める状態になればよいらしいけれど……。
依頼された人がどういう人なのか知らないので、その辺りの距離感が分からない。
さて受けるべきかどうするか。
それはさておき本はこんな状態。
表紙の背から平にかけては補修の紙が貼られ、二丁縢りの綴じ糸はほどけ、
ほどけた糸をひっぱったのだろう、ページはところどころ裂け、
誰がしたのか、無残な補修のテープが貼ってある箇所もある。
う〜む、この本はどんな旅をしてきたのだろう。
修理するならちゃんとした修理をしたいしなぁ……さてさて。
畳
まいにち まいにち ボクらは鉄板の〜♪
上で焼かれているような気になりますが、みなさんお元気ですか。
いまの住まいには畳というものがありませんが、夏になると欲しくなります。
頬に畳の跡をつけて、よだれも一筋たらしながら、昼寝をしたいものです。
ふ〜
My favorite
Oさんのレイアウトを済ませ、初校のチェックをし、一区切り。
最近はこれがないと前に進めません。
取りとめのないことやある場面を頭の片隅にうかべては凉をとっています。
たとえば、先日のサイクリングのときのなにげない道の表情など。
この「しなり」がたまらなく好きです。
逃げ水の向こう
中田さん、中山さんが個展の慰労会をしてくれるというのでお言葉に甘えてスキップをしつつ銀座へ。
個展……そういえば7月に個展をしたんだったなぁ、といまはもう遠い昔のことのように感じられるどころか、あれは幻だったのでは、という気さえする。
梅雨明け後の酷暑にゆらゆらと揺れる逃げ水の向こうは果たして現実だったのだろうか。
銀座の中華でお腹を満たし、帰りの電車のなかではうつらうつら。
夢であっても現実であってもどちらでもいいではないか。
夢と現実のあわいでそんな声が聞こえた。
違い
日本橋三越へ「Nihonga・京」展を見に行く。
30代から50代の16名の作家が50号、10号の新作を発表。
それぞれの絵を見ながら日本画に対する考え方の違いを見比べていると、個々の作家の性格がすこし見える、ような気がした。
どんな性格かというと、これがなかなか言い辛い。
へへへ。
見終わって「09の会」へ。
盛会。
限界人数か。
それにしても貧富の差の激しい場所に出かけた一日だった(笑)。
みなさん、がんばりましょ〜♪
朱
ローテーションで休みの家人。
夏休みに入っている大学生の我が家の未成年(←放浪してこいよ)。
仕事をするにはものすごく不自然、なほど家のなかに満ち満ちている休みモード。
朱に交われば赤くなる。
ああ……
25才
体重計なるものは30年ほど前に実家を出てからは身近にあったことがない。
ここ10年ほどの間に、買おうかなとおもったことは何度かあったが、三歩あるいたら忘れた――その繰り返しだった。
何があったというわけではないが、今回は四歩あるいても覚えていたので、本日近所の家電量販店に買いに走った(歩いていったけど)。
取り扱い説明書を手に取ると「体組成計」とある。
なるほどいまはもう「体重計」という単一機能の計りではないということか。
でもやはり「体重計」の方が馴染みがあるな。
などと思いながら年齢や身長などのデータを登録してそおっと乗ってみる。
しばし待つといろいろな数字が出て、けっこう面白い。
基礎代謝である。
この数値が示す体内年齢は、以下の通り。
けっこう体内はギラギラの若者のボクであった\(^o^)/
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