11月!
さあ、梱包!
という気力も湧かず終日だらだら過ごしてしまう。
久しぶりに昨日運動した疲れとひとつの仕事が終わったことによる脱力が同居している一日。
個人事業者の僕の場合、仕事が終わるということは失業ということと同義なので「ほっ!」とばかりもしていられないのが実情だが、ありがたいことに次の仕事が控えているのでちょっとだけゆっくりできる。
声のエールももちろんうれしいが、具体的なエールは現実としてとてもとてもありがたい。
感謝!
発送を終えて
結局、梱包に一日。
発送を終えると部屋が広くなった。
紙の切り屑が落ちていたりしてさながら闘いの後、といった様相。
明日は溜まっている礼状と自転車の掃除。
あ、ここでひと言。
以前にも同様のことを書きましたが、いただいた本についてはできるだけ返事を書こうとおもっていますが、現実不可能です。
全部に目を通していたら仕事も生活も立ち行きません。
どうかご理解のほど。
ピンポーン
手紙を三本書いて自転車の掃除をしたら、あ〜らもう一日が終わり。
自転車は先日の雨で、溶けたブレーキシューと飛び散った油の混じり合った汚れを落とすのがけっこう大変。
玄関先でホースから水を出しながらの作業であったが、この季節にしては暖かいので助かった。
*****
『ブラームスの続きを』の写真も撮ったが、箔の映りがいまひとつ。
明日撮り直そう。
*****
手紙を書いていると、ピンポーン。
「この近所を奉仕活動でまわっている者です」
玄関の掃除を頼んだらやってくれるのだろうか。
目立たない場所で
今日はSさんと久しぶりに話をした。
四方山話をしていて、「そうそう」だったか「ねえねえ」だったかで話題が替わり、ある人のことになった。
他人の悪口は潤滑油というが、ひとこと、ふたこと 言っただけですぐに話題は切り替わり、潤滑油にすらならなかったのは、Sさんも僕もその人物を知っている割には初めから「ああ、この人は」と見切っているところがあるからだろう。
人当たりの良さを装って、利害を巧みに計算しあれこれ動いているようではあるが、馬脚がチラチラ見えている。
この人物に関しては他の人からも「なに、あの計算高さは!?」という声がこちらに届いていて、分かっている人には分かっているようだ。
しかし、そういう人物がのし上がっていきやすい分野というものがあるのも事実。
そして一方、目立たない場所でいい仕事をしている人がいるのも事実。
今日、そのうちのひとりが亡くなっていたということを知った。
亡くなられたのは今年の二月。
ちょうどその頃、僕はご自宅に電話をしている。
奥様が出られ、「あまりおもわしくありません」という旨のことばが受話器から漏れた。
気になりつつもそれ以後連絡はできなかった。
葬儀などどうされたか分からないが、人を煩わせないよう気を遣われる方だったので、おそらく内々に済ませられたのだろう。
その方については日を改めて書いてみたい。
HATENKOU
着の身着のままパッと家を飛び出して足の向くまま風の吹くまま一生を放浪に身を投じる、という破天荒なことができるのなら。
とおもうことがある。
真っ当な社会生活を送られている人からすれば、いまのままでもある意味充分破天荒なのだが、そういう地味ないま現在の破天荒ではなく、誰が見ても納得できる(?)破天荒な行動に強くこころ惹かれることがある。
ないものねだりの子守唄〜♪
「ことのは」特製ケース(プロトタイプ)
広岡曜子さんの個人誌「ことのは」の特製ケースの寸法出し。
以下はその保護ジャケット。
寸法出しなので布クロスはとりあえずのもの。
これがさらにスリップケースに収まる予定。
寸法は若干調整する必要がありそうである。
やったことのないことをするのはとっても楽しい♪
贅沢といえばいいのか、それとも
考え事をしているだけで一日が終わった。
傍からみればぼ〜としているようにしか見えなかっただろう。
なにを考えていたかというと、取り止めのないこと……
ぼ〜、としていたようである。
*****
テレビは買い換えないことに決まった。
映らなくなる瞬間は見てみようと思っている。
*****
家からまったく出ていない。
ヤバい!
口はわざわざわざ
AさんとBさんが何年もまえからの知り合いだということはもちろん知っていた。
だからAさんの僕への対応がどんなに非常識なものであっても、そのことを僕がBさんに非難めいて告げるなんてことはもちろんしない。
いや、もう何年もまえのことだから確かな記憶ではないが、あからさまに僕はAさん非難はしていないはずである。
う〜ん、だんだん自信がなくなってきた。
冗談めかしてチクリと言ったかもしれない、という気もしてきた。
Bさんはざっくりした人だから、冗談のうちに愚痴った、ような気が……
AさんとBさんが何年もまえからの知り合いだということはもちろん知っていたが、まさかそんな深い関係だったとは!
道理でAさんのその後の僕への対応がますます非常識になったわけだ。
納得!
まあ、これから先も付き合おうという気が僕にはないからいいけど。
口は災いのもと?
いや、それでよかったのですよ。
秋の散策
今回の篠原さん、佐藤さんとの秋の散策は南千住の尾花から。
17、8年振り(?)に食べる尾花の鰻――ふわり、と美味。
さて、腹拵えも終わり、どこへ?
ということで山谷と吉原に足を向ける。
山谷はその昔、『あしたのジョー』のモデルになった町。
いまは商店街のシャッターの多くが降りて、とても淋しい。
あしたのために打つべし!
という底力は傍目に見るかぎりはない。
カメラを構えていると、通りがかったお巡りさんが「カメラを向けると危ない目に遭うこともあるので気をつけてください」と耳打ちするように言って去って行った。
とある商店の壁面にはアートプロジェクトの名残りが。
アートでこの地区のどれだけの人が救われたのだろう。
すこし歩いて吉原大門の交差点に出る。
かつてはここに遊郭吉原の大門が立っていたらしい。
検索してみると、画像のあるサイトがあった。
無断でお借りいたします。
明治期のものらしい。
その交差点には見返り柳の碑が立っている。
樋口一葉の『たけくらべ』にもその名が出てくる「見返り柳」。
遊び帰りの客が後ろ髪を引かれつつこのあたりで振り返ったことからその名がある、ということである。
現在この一画はコアな(?)風俗店が立ち並ぶ場所であり、その外れには吉原神社が建っている。
その筋のお店に行くまえにここで参拝するとご利益があるらしい。
どんな「ご利益」かは寡聞にて知らない(笑)。
さてこの他にもいくつか立ち寄ったところがあるが、端折って、浅草は浅草寺の境内から見た東京スカイツリーで今回の散策は終了である。
みなさん、お疲れさまでした。
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