お忘れなく
松本さんに布装特別版を発送。
明日から革装に。
*****
「6月2日をお忘れなく」
と、西から声が、声が……
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
と、応える。
風にのって花粉が
今日も風が強い!
そんななか川村さん、後藤さんのイヴェント「目から耳へ」其ノ伍を聴きにいく。
詩に関する催しで行くのはこのイヴェントくらい。
震災以後はじめての開催である。
そのせいか以前にくらべ纏まりすぎていたような印象を個人的にはもったが……どうだろう。
はじまる前に東大の駒場キャンパスや旧前田侯爵家をぶらぶら。
あ〜、目がかゆい!
『男(を)の子のやうに、日差しのやうに』(松本秀一 著) 布装特別版
『男(を)の子のやうに、日差しのやうに』(松本秀一 著)の布装特別版の書影。
これは昨年末に納品した分(17〜20番とH.C.1〜3)。
下記は今回納品した分。
4冊ずつマーブルを変えてある。
革装はまた異なったマーブルで。
挿絵本 21
昨年巴里に行った折、一番はじめに入った古書店で見たMartyの挿絵本である。
Pierre Lotiの全集15巻の内、Martyが2冊に挿絵を描いている。
全集を買おうかどうか迷ったが、まだこれからだったので、店主に「この2冊だけ欲しい」と言ってみたところあっさり断られた。
後日次の1冊が巴里の別の古書店から届いた。
1937年の発行。
挿絵はポショワール。
次の Maman,dis-moi... は挿絵本というよりは絵本である。
1955年、スイスで発行。
オフセットである。
次のは書物というよりは冊子集。
8曲が収録されている。
オフセットである。
歌わないけれど、聞いてみたい!
そんなふうにおもう。
A.E.MARTY
今日を含めこれからアップする4冊のMartyはそれぞれに特徴があっておもしろい。
まずは戸田さんから昨年末のクリスマスのプレゼントにいただいたMarty――そう、Martyなのである。
探していたのだがなかなか巡りあうことができなかったMartyについての書物である。
1930年の発行。
未綴じであるところが憎い!
357番である。
それまでの挿絵本に使われた挿絵が再録されている。
それを見ているだけでもたのしいのだが、持っている挿絵本の該当箇所ページも開いたりして楽しんでいる。
挿絵本 22
本日の挿絵本は LE CANTIQUE DES CANTIQUES である。
33×22cmと我が家のMarty関連の書物としてはいちばん大きい。
37枚の木版画が入っている。
紙はアルシュ。
1949年の発行である。
スリップケースから取り出し、保護ジャケットを開けると本体が現れる。
いくつか挿絵をアップ。
美しい木版画である。
本文とは別にカラーのスイートも付いている。
しかもこの書物の限定番号は「A〜I」という最初の9部のうちの一冊、「G」である!
しかし喜んでいていいのだろうか。
この最初の組に入る書物が未綴じの状態で日本に渡ってきてしまうとは!
う〜む、と言いつつ、Martyのオリジナルの原画も入っているのでそれをじっくり見る。
それにしてもこの絵を木版におこしたAngioliniも凄いなとおもいつつ、見比べているとおもしろいことに気づいた。
上が原画、下が木版画。
こまかな違いはあるものの二つの「あれ?」がある。
それから違ってはいないのであるが、ここもこうしないとというところが二箇所。
オリジナルとの違いを発見するのもなかなかおもしろい。
東海道五拾三次
あわてて両国まで花粉のなかを行く。
歌川広重の東海道五拾三次をまとめて見たことがなかったのでいい機会である。
恥ずかしい話であるが、53枚とずっとおもっていたのだが、55枚であった。
こちらは初刷り。
こちらは後刷り。
人の賑わいが違う。
それほど混んでいないなか、東海道をゆっくり、じっくり楽しめた。
挿絵本 23
今日はなかなか入手がむずかしいMartyの初期の挿絵本 Scènes Mythologiques である。
これの1100部本ならもっているのだが、表紙にMartyの絵があるだけでちょっとさびしい。
なかなか入手できないものなので即注文。
このあとアップする書籍もそうなのだが、本と箱の関係が???なのは何故だろう。
左開きの本なのだから箱もそうすべきところなのに。
本書は300部本の177番。
挿絵である銅版画もたくさんあるが、その一部をアップ。
挿絵本 24
Marty関連の挿絵本として我が家でいま現在最後の書物というのが、Le diadème de flore である。
アール・デコの挿絵本の代表作に数え上げられていて、40点の絵があり(一ページに二点以上あるものはひとつと数えた)、限定番号以外はすべて文も絵もオモテページの印刷である。
絵の線は木版、色はポショワールによる彩色。
発行は1928年である。
前トビラからいきなりMartyである。
その裏ページに限定番号が振られている。
159番である。
一度でいいから50番までのものか、XXX番までのものを見てみたい。
つづいて本トビラがある。
ではいくつかの挿絵をアップ。
鹿島さんの本にはこの書物のタイトルを『花の王冠』としてあるが、『フローラの髪飾り』では?
花はfleurであるがここのタイトルはfloreなのだから。
と、フランス語を知らないぼくが言うのだから\(^o^)/
不思議そうに
昼間は暑いくらいなのに夕方になると寒くなった。
それにしても今日の風はすごい。
わりに大きな木の枝が折られて飛ばされ、我が家のまえの道路に寝そべって一時交通を妨害していた。
それにも増してすごかったのは風に飛ばされた砂。
空いちめんをおおってちょっと遠くの風景を隠してくれた。
このところの異変、もうこれで日本も終わりじゃないか、そんな気さえする。
そんな気がしても確定申告はしなければならない。
明日はその準備に丸一日あてる(←もう準備の段階じゃないというのに、まったく!)。
そんな不思議そうな眼差しで見ないでくれよ〜\(^o^)/
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